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「おっさんずラブ」新作11月放送開始 春田はCA、黒澤はパイロットの設定

「おっさんずラブ-in the sky-」ビジュアル(左から戸次重幸、田中圭、吉田鋼太郎、千葉雄大)
「おっさんずラブ-in the sky-」ビジュアル(左から戸次重幸、田中圭、吉田鋼太郎、千葉雄大) - (C)テレビ朝日

 2018年に社会現象を巻き起こしたドラマ「おっさんずラブ」の新シリーズが、「おっさんずラブ-in the sky-」のタイトルで11月2日よりテレビ朝日系で放送されることが27日、同局より発表された(毎週土曜夜11時15分~0時5分)。新シリーズでは舞台を不動産業界から航空業界に移し、前作の主演・田中圭が35歳のCA(客室乗務員)、吉田鋼太郎が57歳のパイロットの設定で続投。新キャストとして千葉雄大が副操縦士に、戸次重幸が整備士にふんする。田中はクランクインを前に、「“人を想うこと”というのが、『おっさんずラブ』の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみです」と期待を寄せている。

【写真】いい笑顔!田中圭&吉田鋼太郎

 「おっさんずラブ」は2016年の年末に単発ドラマとして放送され、2018年4月クールに連続ドラマが放送。2018年流行語大賞トップ10入り、世界Twitterトレンドで1位獲得など反響を呼び、現在公開中の『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は、観客動員数167万人、興行収入22億円を突破している(9月24日時点)。新シリーズでは、田中=不器用でモテない新人CA・春田創一、吉田=人望が厚い機長・黒澤武蔵と役名、性格はそのままに、舞台をガラリと変えて新たなラブストーリーが展開する。前シリーズのスタッフが再集結し、演出を瑠東東一郎Yuki Saito山本大輔、脚本を徳尾浩司が担当する。

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 田中演じる“新はるたん”は突然のリストラに遭い、転職して航空会社で働くことになった新人CA。間が悪くてお人よし、まっすぐで優しくて、ちょっぴりおバカ。そんな彼に突然、モテ期が到来。“グレートキャプテン”と呼ばれる技術・人柄ともに優れたパイロットである黒澤(吉田)が、乗客のために熱心に働く春田とフライトを重ねるうちに、うっかり恋してしまう。

 そんな2人に絡んでくるのが、黒澤とペアを組む性格に難ありの副操縦士・成瀬竜(なるせ・りゅう/千葉)と、秘密を抱える熱血整備士・四宮要(しのみや・かなめ/戸次)。春田、成瀬、四宮は同じ寮で暮らす設定となっている。

おっさんずラブ
新シリーズのロゴ

 その他、春田の職場「天空ピーチエアライン」の面々にも新キャストがずらり。春田の高校時代の後輩で広報を務める橘緋夏(たちばな・ひな)に佐津川愛美、毒舌のCAにMEGUMI、情報通でおしゃべりなディスパッチャー(運航管理者)に正名僕蔵(まさな・ぼくぞう)、元ギャルの若手CAに元AKBの木崎ゆりあ、天然なチーフパーサー(CAのリーダー)に片岡京子、若手整備士に新人・鈴鹿央士(すずか・おうじ)がふんする。

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 田中、吉田、千葉、戸次のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

田中圭(春田創一役)
 “ついに始まるなー”という感じです!今回、新しく戸次さんと雄大が入ってきてくれたことは、素直にうれしいです。“鋼太郎さんがめちゃくちゃやる”特殊なおっさんずラブの現場を、早く体感して、早く慣れていただければいいなぁって思います(笑)。是非、お二人には好き勝手やってほしいです! 僕自身は実はまだ迷っていて…。というのも“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます。でも、設定も違えば相手も違うので、同じことをやろうとしても自然と変わるだろうとは思っていますが…きっとクランクイン当日もまだ悩んでいると思います(笑)。今は、新しいプロジェクトとして始まるこの作品を、少しずつ少しずつ自分の体の中に入れていってる段階ですが、衣装合わせで雄大と戸次さんに会ってみたら、自分でもびっくりするくらい、不安がなさ過ぎて!あぁこれは大丈夫だと思いました。もう鋼太郎さんが機長の格好をして歩いているのを見ただけで、なんか…爆笑しちゃいました(笑)。前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています。本当に楽しみしかないです! “人を想うこと”というのが、『おっさんずラブ』の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみです。

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吉田鋼太郎(黒澤武蔵役)
 『おっさんずラブ』は、見ていただいている方からたくさん評価をいただいている、喜んでいただいている作品なので、“もっと面白いものにしなきゃならない”って気負いはあるんですけれども…、圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています。僕らは本当に演じながら楽しんでいるところがあって、それが皆さまに伝わっているという部分もあると思うんです。だから、僕と圭が楽しんでいるのを、千葉くんと戸次にも感染させて、もっともっと大きな楽しい塊にして、皆さまに見ていただきたいなと思います。ちなみに戸次とは付き合いが長くて、共演もいっぱいしているので、彼は僕のアドリブにも怯えていないと思います(笑)。今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので……。でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか……パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています。僕としての目標は、前作にも増して真剣に春田を愛すること、それ一本でやっていこうと思っています。春田への愛の深さを増したいと思います。とはいえ、もはや僕としてはフラれているほうが快感なんですよね(笑)。武蔵の愛が成就する…ことはないような気が、僕としてはするんですが(笑)。今回は、舞台が地上から空になるので、とてもスケールが大きくなるんだろうなと思っています。一世を風靡した風間杜夫さんに負けないように…教官を超える飛行機モノのドラマにしたいです(笑)。

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千葉雄大(成瀬竜役)
 『おっさんずラブ』に出させていただくことを本当にうれしく思っています。でも、“アドリブがすごい”とか“笑いが止まらない”って書いてあるネットニュースを読み過ぎて……、実はアドリブに不慣れなので、頑張らないといけないなって思ってます(笑)。自然に出てきたものを楽しんでいこうと思っています。最初お話をいただいたときに、プロデューサーさんとお会いして、僕の性格などについてもかなりお話したんですが、台本を見たら、それが反映されている部分があったんです。人付き合いが苦手なところとか、一途というか一生懸命なところが、これからどういうふうになっていくのかは自分でも楽しみではあります。でもどうやら“誰とでもキスする”キャラクターのようですが…(笑)、気持ちの面で、誰にどう僕が演じる成瀬のベクトルが向いていくのかを楽しみにしていただきたいなと思います。皆さんすごく優しく迎えてくださったし、プレッシャーを感じていてはダメかなと思うので、楽しんでいこうと思います!

戸次重幸(四宮要役)
 最初お話をいただいたときは“私でよろしいんでしょうか?”という感じでした。こんなに話題になっている作品のシーズン2なのに、私でいいのかなという申し訳ない気持ちのほうが大きかったです。おっさんであることしか自信をもってこの作品に臨めるところがないです(笑)。混じりっけのない、今年46歳の立派なおっさんなので、そこだけは自信があるんですけど(笑)。あと、とてもアドリブが多い現場だということを知ったので……プレッシャーです! 鋼太郎さん発信ということで、尚プレッシャーです(笑)! でも、ただ気負っていてもいい作品にはならないと思いますので、頑張ります。僕、実はあまり恋愛モノに出演したことがなく、もちろん相手がおっさんというのも初めてですが……鋼太郎さんに負けず、千葉くんにも負けず、僕もおっさんを愛し抜きたいと思います! 

土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」は11月2日より毎週土曜夜11時15分~0時5分、テレビ朝日系で放送

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