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『天気の子』新海誠監督、RADWIMPSによる主題歌5曲に自信!

『天気の子』製作報告会見の様子
『天気の子』製作報告会見の様子

 映画『天気の子』製作報告会見が2日に都内で行われ、新海誠監督、音楽を担当するRADWIMPS野田洋次郎が出席し、主題歌を5曲使用した経緯などを明かした。会見には、声優を務めた醍醐虎汰朗森七菜本田翼、RADWIMPSの桑原彰武田祐介川村元気プロデューサーも出席した。

会見で披露された『天気の子』新映像

 本作は、興行収入250.3億円を記録した『君の名は。』の新海監督最新作。東京にやってきた家出少年の帆高(醍醐)と、天気を変えることができる不思議な力を持った少女・陽菜(森)が、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択していく姿を描いた物語だ。

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 野田が作詞・作曲を務めた「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ(Movie edit)feat.三浦透子」「風たちの声(Movie edit)」「祝祭(Movie edit)feat.三浦透子」「大丈夫(Movie edit)」という5曲が、主題歌として作品を彩る。

 前作『君の名は。』の4曲を超える楽曲数だが、野田は「『君の名は。』のときでも4曲は多いと思うと話していたのですが、新海監督は大丈夫ですと断言されていた。結果は受け入れてもらえましたが、今回昨年12月に『もう一曲』と言われたのは衝撃的でした」と苦笑いを浮かべると、新海監督は「最初はもう少し少ないつもりだったのですが、結果的に増えました。多いのでは……という意見もあると思うのですが、作品を観ていただけると、きっと必然を感じていただけると思います。特にクライマックス付近の積み重ねの部分は(魂が)宿っていると思う」と自信をのぞかせる。

 さらに本作では、野田以外にも女優の三浦透子が「グランドエスケープ」と「祝祭」でボーカルを担当していることも話題になっている。野田は「最初に音楽を担当してくれませんかと言われたとき、今回は僕が歌わなくてもいいのではという提案をしました」と明かす。新海監督や川村プロデューサーも「前回とは違うことをやろう」という共通認識があり、大規模なボーカルオーディションを開催し、野田と共に三浦を抜擢したという。

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 7月19日の公開に向け、現在制作は大詰めの段階にきているというが、新海監督は「こうしてギリギリまで制作を許してもらえるのも、『君の名は。』の成功があったからこそだと思う」と最後の最後まで完璧を目指しこだわっていることを明かすと、全国359館、448スクリーンという国内最大規模での劇場公開に、川村プロデューサーも「国内だけではなく、『天気の子』は『君の名は。』を超える規模で、いま現在、世界140の国と地域での公開が決まっています」と世界中から注目を浴びる作品であることを強調していた。(磯部正和)

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