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片寄涼太“LDHらしくない”も強みに!ターニングポイント語る

俳優としても活躍する片寄涼太
俳優としても活躍する片寄涼太

 LDHの新たなプロジェクト「PRINCE OF LEGEND」でキラキラとしたTHE王子・朱雀奏を演じている GENERATIONS from EXILE TRIBE片寄涼太。これまでのLDHのイメージとは一線を画するテイストの作品で、新しいLDHの顔に大抜てきされた片寄だが、そこに至るまでは葛藤が少なからずあったようだ。

麗しい!片寄涼太の王子姿【写真】

 セレブ王子こと奏を生き生きと演じている片寄。全力で怒ったり、悲しんだり、ときめいたりする姿にドラマ放送時から、多くの女性から「かわいい」と絶大な支持を集めている。しかも、この作品を手掛けているのは「HiGH&LOW」シリーズを大成功させた製作陣というのだから驚く。

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 「HIROさんから、王子の映画をやるって聞いた時には本当に驚きました。しかも“片寄が中心だからな”と言われてさらにびっくりしたんですけど、時間が経ってよくよく考えてみると、HIROさんの考え方ってすごく柔軟なんだと気づいたんです。そこに僕もついていきたいし、僕も柔軟でありたいと思うようになりました」と最初は当の本人も戸惑いを感じていたと打ち明ける。

「PRINCE OF LEGEND」片寄涼太

 「HiGH&LOW」シリーズには出演しなかった片寄。王子役がぴったりということは、“LDHらしい”イメージと片寄自身にはギャップがある。それを自覚し、悩んだこともあったという。

 「気にしている時期もありました。だけど、それって自分にとって個性だなとも思えるようになったんです。『兄に愛されすぎて困ってます』(2017)という作品に出演したことがターニングポイントになりました。自分が自分らしくいられた場所で、だからこそ、このままでいいんだと思えました。自分の考え方が変わったのはそこからです」

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 違和感を抱いていた過去からそれを乗り越えた出来事までをさらりと明かした片寄。幸いしたのは演技に対して抵抗がなかったことだ。LDHに入ってくる面々はたとえ劇団EXILEのオーディションであっても、ボーカリストやパフォーマーになりたくて受ける人も少なくない。ましてや片寄は歌のオーディションがきっかけでLDHに加入した。

 「もともと歌がやりたくてオーディションを受け、それがきっかけでGENERATIONSとしてグループ活動をすることになりましたが、新たな経験を積むことには抵抗がなくて、むしろ興味があります。『GTO』(2014)に出た時も何もわからなかったけど本当に楽しかったです」と自分の変化や成長に実に積極的だ。

 出演したドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も好評。俳優としても大きな飛躍を遂げつつあるが、最後はやはりアーティスト、EXILE TRIBE の一員らしい言葉で締めくくった。

 「いろんな経験をして、自分を磨き続けていたいという漠然とした思いがあるのかもしれません。機会をいただけるのであれば、いろんな役に挑戦したい。いまの年齢で、いまだからできる役もあると思いますから、そのチャンスも縁だと思います。さまざまな体験を通して、人として成長していくなかで、最終的な目標として、歌など自分の音楽の表現につながればいいなと思っています」

 映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)でもみごとな歌声を披露している片寄。唯一無二の魅力で新しいLDHの確実な原動力となっている。(取材・文:高山亜紀、写真:日吉永遠)

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