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ボーイズラブ実写化で「仮面ライダー剣」天野浩成、渡邉剣の相手役に!

18歳差の純愛!『花は咲くか』より
18歳差の純愛!『花は咲くか』より - (C) 2018東映ビデオ

 人気ボーイズラブ(BL)漫画を実写化する映画『花は咲くか』で、「動物戦隊ジュウオウジャー」の渡邉剣演じる主人公の相手役に「仮面ライダー剣(ブレイド)」の天野浩成が決まった。BL映画初挑戦の天野は「39歳にして初めてのBLと言われる作品との出逢いでした。戸惑いも最初はありましたが30代最後の歳、自分の出来る限り芝居を精一杯演じたい! と思っていたタイミングでの出逢いでした」と振り返り、本編では渡邉とのキスシーンも披露している。

原作版「花は咲くか」【画像】

 累計発行部数35万部超えの、日高ショーコ原作の人気同名コミックスを実写映画化する本作。恋愛に身を焦がす時代はとうに過ぎ、今は仕事漬けの日々を送るサラリーマン・桜井和明(天野)と、他人に興味を持てずに生きてきた大学生・水川蓉一(渡邉)が、ひょんなことから出逢い、想いを育ててゆくさまを描いた、年の差カップルの純愛ラブストーリーだ。

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 18歳差のある主人公に惹かれていく役どころに、天野は「原作も直ぐに読み作品の内容、登場人物それぞれにとても素直に心を動かされる作品で、桜井和明役を自分が演じたいと思いました」と熱い思いをぶつけ、「原作を知っている方も、映画で初めて見る方も、この作品を楽しんで頂ける様に、監督と話し合い撮影に挑みました。そして、それぞれのシーンが素敵なものになり、桜井の気持ちがちゃんと繋がった作品になったと思いますので、みなさん楽しみにしていて下さい」とコメントを寄せた。

 また、監督には『大奥』『はやぶさ 遥かなる帰還』をはじめとする映画やドラマなど数々の現場に携わってきた、東映株式会社東京撮影所所属の女性監督・谷本佳織が抜てきされ、長編映画監督デビューを果たす。谷本監督は「大好きな作品の映画化に監督として携われたことを大変光栄に思います。蓉一が色を重ねて絵を描くように、登場人物の感情を重ねて映画を作っていこう。そう意識しながら、惹かれあう蓉一と桜井さんの感情の動きを丁寧に作り込みました。リハーサルを重ねるたびに、渡邉さんと天野さんが、蓉一と桜井さんへと変わっていく様子を目の当たりにして、確かな手応えを感じました。そして、撮影初日の現場に立つ2人の姿は、まさに蓉一と桜井さんそのものでした。その他、美術やロケーションにもこだわって作ったので注目して欲しいです。たくさんの人に愛されている原作の魅力を、スクリーンでもお楽しみいただけますと嬉しいです」と自信を見せた。脚本は、原作者完全監修のもと、『大奥』『どうしても触れたくない』『ひだまりが聴こえる』など、近年のBL映画を多く手掛けている高橋ナツコが担当。きめ細やかな演出と幻想的な映像美で見せる、極上の純愛ドラマに期待したい。(編集部・石神恵美子)

映画『花は咲くか』は2018年2月24日全国公開

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