実写版「ここさけ」キャスティングの理由、アニメ版との変更点

5月10日12時00分
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左から寛一郎(大樹役)、石井杏奈(菜月役)、芳根京子(順役) - (C)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C)超平和バスターズ

 4月9日、秩父近郊のとあるお寺で実写映画『心が叫びたがってるんだ。』(7月22日公開)の撮影が行われ、プロデューサーの日高峻(フジテレビ)、清水博之(アニプレックス)、斎藤俊輔(アニプレックス)が現地でのインタビューに応じ、実写化に至った経緯やその狙いを明かした。

【写真】実写版「ここさけ」撮影現場に潜入!

 本作は2015年9月19日に公開され11億円を超える大ヒットを記録し、通称“ここさけ”として人気を博すアニメーション映画を Sexy Zone中島健人芳根京子石井杏奈寛一郎のメインキャストを迎え、『虹の女神 Rainbow Song』(2006)、『近キョリ恋愛』(2014)などの青春映画の名手・熊澤尚人監督が実写化。

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撮影が行われた秩父近郊のお寺。おやき、焼きそば……出店からおいしそうな匂いが!(C)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C)超平和バスターズ

 実写化の話をアニメ映画を製作したアニプレックスに提案した日高はもともとアニメ版のファンで、「カット割りからちょっと間が長い雰囲気を作る演出だったり、ミュージカルのパートを含め実写にしても素晴らしいものになると思っていた」と言い、フジテレビ製作の映画でアニメ原作を実写化するのは初の試みになるという。また、実写化にあたって「決して変えてはいけない部分」として秩父ロケが絶対条件だったことを強調した。

 話題はキャスティングにも及び、まずコミュニケーションが苦手な高校生の主人公・拓実については「拓実というアンニュイな少年を一体誰にしたらいいだろうと思ったときに、単に“拓実っぽい”というだけでなく、“この人が拓実を演じるんだ”というインパクトのある方ということで中島さんの名前を挙げさせていただきました」と意図を説明。一方、幼少期のトラウマがきっかけで話すことができなくなったヒロイン・順を演じるのはNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で一躍スターになった芳根京子。「順というキャラクターは序盤から中盤にかけてほとんどしゃべらない設定なので、雰囲気や身振りだけで芝居しなければならない。ということで、もちろん朝ドラの主演をやられている、あの世代でそんな難易度の高い役をこなせる女優さんということで、芳根さんにお願いしました」。

 実際に撮影が進むと、日高いわく中島の印象はかなり変わったそう。「中島さんは気さくな方なんだろうなとは思っていましたが、4人の中で最年長というのもあって現場では自分が引っ張っていこうというような座長感があります。それが現場でも間違いなくうまくいっていて、アニメ版のように仲の良い画になっていると思います」。演技にあたって中島にオーダーしたのは(ミュージカルシーンで)「プロのようにならず自然体でいてほしい」ということ。「これはあくまでも学生の話であって、学生が短い休み時間の中で頑張って練習して、最後にミュージカルっていうところに昇華していく話なので、監督とも話し合ったうえで、あまり作り過ぎないでほしいというふうには言いました」と続ける。

 特にアニメ版のファンは気になるであろう脚本の変更点について、斎藤プロデューサーはスタッフがアニメの世界観を大切にしていることに信頼を置いているようで、「完成形を観ていただいたときには作品の持つメッセージがより伝わりやすくなっているのではないかと思います」と期待を寄せる。「正直なところ完成後にこうした方がよかったなという点はいくつかあった」とアニメ版での反省点を挙げながら、「例えば、順とおかあさんの関係であったり、野球部で挫折した大樹がそれをどう乗り越えていくのかというところだったり、熊澤監督、脚本のまなべゆきこさん、日高プロデューサーといった第三者の目を通して整理いただき、より掘り下げられている部分はあると思います」と実写版の脚本、スタンスを高く評価している。(編集部・石井百合子)

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