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「ラストマン」最終回に涙の感想やまず 大泉洋が号泣演技

福山雅治&大泉洋(写真は4月撮影)
福山雅治&大泉洋(写真は4月撮影)

 25日に放送された福山雅治主演の日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」(毎週日曜よる9時~)最終回では福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実と、大泉洋演じる皆実のアテンドをする刑事・心太朗の出生にまつわる衝撃的な事実が明かされ、大泉の号泣演技に視聴者の涙の感想が相次いだ(※ネタバレあり。最終回の詳細に触れています)。

【画像】「鎌倉殿の13人」で話題を呼んだ源頼朝役の号泣演技

 本作は、全盲の人たらしFBI捜査官・皆実と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・心太朗がバディを組んで難事件に挑んでいく1話完結のオリジナルストーリー。脚本を「グランメゾン東京」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「マイファミリー」などの日曜劇場作品を手掛けてきた黒岩勉が務めた。最終回では、皆実の両親(要潤相武紗季)が殺され皆実自身も視力を失うことになった41年前の事件の真相が明らかに。犯人は心太朗の実父である鎌田(津田健次郎)とされ、無期懲役となり服役していた。心太朗は「人殺しの息子」であることに苦しみ鎌田を憎み続けていたが、真犯人は思いもよらぬ人物だった。

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~以下、ネタバレを含みます~

 後半の33分は「ノンストップ」と煽り文句のテロップが表示されていたが、ここへきて皆実と心太朗が実の兄弟だったという急展開。大泉は3度にわたって涙を流していたが、初めは「立派な警察官になったな心太朗……」と告げる育ての父・清二(寺尾聰)に手錠をかけたときの愛憎の涙。2度目は実父・鎌田への謝罪の涙。病室で瀕死の状態にあった鎌田が意識を取り戻し、心太朗に「腹は減っていないか……」と声を振り絞る姿に、心太朗はこらえきれない様子で顔をぐしゃぐしゃにして涙を流した。皆実が「あなたのおかげでみんなに愛されて生きてきました。おとうさん、ありがとうございました」と礼を言うと、心太朗は「お父さん、ごめん……」と嗚咽をあげた。そして、最後はアメリカに帰国する“兄”皆実と別れの抱擁を交わしたとき。

 息子たちのために自身を犠牲にした父の深い愛を体現した津田の迫真の演技も相まって、ネット上では「号泣」のワードが続々。「最終回一番よかった」「思いがけず爆泣き」「体に水分なくなりそうなくらい号泣した」「泣きすぎて目がはれた」「ラストシーンはボロ泣き」「こんなに泣かされるとは」「胸が苦しくも熱くもなりました」「最後まで泣かせて笑わせてくれた」と涙した視聴者のアツい感想が飛び交い、“アメリカ編”を希望する声も寄せられている。

 このところ涙の演技が多かった大泉。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では源頼朝役として、弟・義経(菅田将暉)の首桶を抱きしめながら号泣するシーンが話題に。映画『月の満ち欠け』では事故で亡くなった妻子の遺体を目にした主人公が泣き崩れるシーンで涙を誘った。(編集部・石井百合子)

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