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コロッケ、役づくりで7キロ減量!初主演映画『ゆずりは』では“コロッケ色”消す

本名「滝川広志」名義で映画初主演を果たしたコロッケ
本名「滝川広志」名義で映画初主演を果たしたコロッケ

 映画『ゆずりは』の初日舞台あいさつが16日、都内で行われ、本名の滝川広志名義で映画初主演を果たしたモノマネ芸人のコロッケが、7キロも体重を落として撮影に挑んだエピソードなど、撮影の舞台裏をにこやかに紹介した。

花束をプレゼントされたコロッケ【写真】

 イベントには、コロッケのほか、柾木玲弥大和田紗希、メガホンを取った加門幾生監督が出席。コロッケは「おかげで映画初主演。どっきりカメラかと思いました」とオファー時を振り返り、「今まではそういう仕事がなかったんです。何に出てもお前はコロッケだからって。『愛・旅立ち』という映画には出たことがあるんですけど、冒頭のワンシーンのみ。余興で出たようなもの。それからはずっと(本格的な映画出演は)なかったんです。それが突然主演。どこかに絶対どっきりカメラが仕掛けてあるんじゃないかって」と当初は信じられなかったことを明かした。

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 葬儀社のベテラン社員と新入社員のコンビが、亡き人々とその遺族との交流を通して生と死に向き合うさまを描く本作。多くの死に接し、心を押し殺すことに慣れてしまった男という難役を務めたコロッケは、撮影前に監督からシリアスな役だから「ふざけないでくれ」と忠告されたというが、「37年間ふざけてきた人にふざけるなって……」と戸惑いもあったという。

 しかし、監督の依頼通り「現場ではふざけなかったですよ」というコロッケは、「(千葉県の)八千代市でロケをしたんですけど、役になりきって、コロッケを捨てて頑張りました」とコメント。「普通の生活の中でもふざけないようにしました。寡黙な日本人の男の役。わたしの等身大の年齢の役で、命がけでやりました。喋り方もその間は普段のコロッケの感じではなくなっていました」としみじみと語った。

 さらに、コロッケは役づくりのために「元に戻りましたが体重も7キロ落としました」と告白。撮影中はキャベツを食べていたといい、「ストレスが大変。部屋に食べ物を置かないようにしてキャベツとお塩だけ。もみあげも短くして眼鏡もとってくれって言われたんです。とにかくコロッケという色が出ないように頑張りました」と撮影当時を振り返った。

 舞台あいさつ終盤には、本作に出演した子役の武田ココナが花束プレゼンターとして登壇し、「お父さんのように優しかった」とコロッケの現場での様子を明かした。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ゆずりは』は新宿K’s Cinema、イオンシネマ板橋ほか全国順次公開

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