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キムタクが撮影現場でカイロもコートも着用しないワケ

木村拓哉の撮影秘話を明かす杉咲花
木村拓哉の撮影秘話を明かす杉咲花

 俳優の木村拓哉と女優の杉咲花が30日に京都市内で行われた映画『無限の住人』(4月29日公開)のプレミアイベントに登壇し、木村が厳寒期にもかかわらず京都ロケで全く防寒対策を行わなかった意外な理由を明かした。

【写真】杉咲花、キムタクと共に京都の会見に登壇!

 映画『無限の住人』は、累計発行部数750万部を突破し、英語版がアメリカで最も権威あるコミック賞の一つであるアイズナー賞を受賞した同名コミック(沙村広明著)を三池崇史監督が実写映画化。木村はSMAP解散後、初の映画主演となる本作で不老不死の肉体を持つ隻眼の剣士・万次を演じた。

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 イベントに集まった約1,000人のファンを前にした木村は「こういう場に立つのはすごく久々なので緊張します」と切り出すと、11月から1月にかけて行われた京都ロケについて「極寒」のひと言。さらに「セリフをしゃべる時に白い息を出さないように、カメラ前に立っている出演者には氷入りの紙コップが配られて。氷を噛み砕いて口の中を冷やしてから演技していました」と驚くべき撮影の裏側を明かした。

 そんな極寒の中での撮影でも特に防寒対策をしなかったという木村について、共演者の杉咲は「木村さんはどんなに寒くてもカイロを一枚も貼っていなかったんです。わたしは10枚くらい貼っていたのに……」と語ると、それを聞いた木村が杉咲に怒るそぶりをみせてファンの笑いを誘った。

 さらに現場での木村について杉咲は「寒い中でも自分よりも共演者のことを思いやってくださって。わたしにも“寒いからコート着とけよ”って声をかけてくれました」と話すと、木村は照れながら「やっぱり女性は冷えちゃいけませんから(笑)。僕は傷のメイクとかをいっぱいしてもらってる状態で休憩中にコートを着たり、脱いだりするのが面倒くさいだけなんですよ」と意外な一面を明かした。

 今回のイベントを皮切りに、木村と杉咲は大阪・福岡・広島・熊本・新潟・仙台・札幌・静岡・名古屋と京都を含む全国10都市をめぐる「全国の住人に会いに行きます 無限の旅」キャンペーンをスタートさせた。(取材/スズキヒロシ)

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