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実写『銀魂』“カブト狩り”シーンお披露目!万事屋に真選組、桂やエリザベスが…!

「カブト狩りじゃぁぁああああ!」
「カブト狩りじゃぁぁああああ!」 - (C) 空知英秋/集英社 (C) 2017 映画「銀魂」製作委員会

 空知英秋の人気漫画を実写化する映画『銀魂』(7月14日公開)の撮影現場が昨夏、取材陣に公開され、原作コミックでも人気を誇るエピソード“カブト狩り”シーンの一部がお披露目された。

【写真】桂&エリザべスもいるぞ!

 撮影が行われたのは昨年8月。江戸時代と近未来をミックスさせたような「銀魂」の世界が再現された現場には、キャストがふんした主人公の坂田銀時(小栗旬)、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)の万事屋トリオと、江戸を守る特殊警察・真選組の土方十四郎(柳楽優弥)、沖田総悟(吉沢亮)、そして攘夷志士・桂小太郎(岡田将生)とそのペットのエリザベスらが勢ぞろい。

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街並みはこんな感じ - (C) 空知英秋/集英社 (C) 2017 映画「銀魂」製作委員会

 映画には、カブト虫取りへ出かけた万事屋が森の中で真選組一同と遭遇しドタバタ劇を繰り広げる“カブト狩り”のエピソードが登場する。この日は、カブト虫を追う万事屋と真選組が江戸の町を走り回る、壮大な追いかけっこのようなシーンの撮影が行われた。

 江戸風の家屋が連なる街並みには看板や飾りなど細部までこだわりが見え、至る所には様々な天人たちの姿が。そんな中、万事屋の3人は麦わら帽子に虫取り網とカゴを装備した完璧な“カブト狩り”スタイルで、真選組と共に全力疾走! 江戸の町を駆け抜ける道中では、桂とエリザベスに遭遇したり、沖田がバズーカをぶっ放したりの大騒ぎ……といった撮影が炎天下の中で進められた。

夏でもさらさらロン毛でも涼しげな桂 - (C) 空知英秋/集英社 (C) 2017 映画「銀魂」製作委員会

 それでも撮影の合間にはキャストたちから笑いが絶えることはなく、自分の撮影を終えても控え室には戻らずにモニターをチェック。福田雄一監督やキャストたちがそろって大爆笑する一幕もあった。この日の撮影に参加していなかった長澤まさみ演じる新八の姉・妙と、中村勘九郎による真選組局長・近藤勲もこのシーンには登場予定。

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みんなでモニターをチェック - (C) 空知英秋/集英社 (C) 2017 映画「銀魂」製作委員会

 そんな近藤について「やはり冒頭から、近藤勲さんがとてもおもしろかったので、すごくいいスタートを切ったという感じがありました(小栗)」「最初に勘九郎さんの近藤局長にスタートダッシュを切ってもらいました(菅田)」とすてきなシーンを期待せずにいられない証言が。小栗はさらに「すごい覚悟を感じましたからね……その覚悟、必要なのかなって思いながら見てましたけど(笑)。でも勘九郎さんのあの現場を見て、みんな一気に触発された感じはありました」と続けており、見応え抜群のシーンがあることは間違いなさそう。

 そのほかのキャストももちろん全力。菅田は「キャスト発表の時に、福田さんがおっしゃっていた、みんなの評価、“あんな派手な菅田将暉にこんな地味なメガネできないだろう”とか“1000年に一度のアイドルが鼻ほじるわけないだろう”とか、“後の人間国宝かもしれない中村勘九郎が森で蜂蜜塗って全裸で立ってるわけないだろう”みたいなツッコミが全部フリにしかならない作品になっているんじゃないかなと思います」と自信をのぞかせる。

 そして、コメディー色の強いシーンにも「とにかく振り切って、中途半端にしないこと」を心がけて撮影に挑んだという橋本は、「撮影で鼻ほじのシーンが終わった後に、みんなに拍手してもらったんですよ、なぜか(笑)。すごくうれしかったんですけれど、やりきれたかなって気持ちはあります」と充実した撮影を振り返った。(編集部・小山美咲)

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