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生放送中に男が乱入 出演者が激怒

僕はつらいよ… - ライアン・ロクテ
僕はつらいよ… - ライアン・ロクテ - Harry How / Getty Images

 セレブのダンス勝ち抜け番組「アメリカン・ダンシングスター」の第23シーズンの初日に、反ロクテTシャツを着た2人の男が会場に乱入した。

【写真】厳しく注意したという出演者のデレク・ハフ

 同番組には、リオデジャネイロオリンピックで、うその強盗被害を申し立てた米水泳選手ライアン・ロクテが出場している。楽曲「コール・ミー・イレスポンシブル」でフォックストロット(社交ダンスの一種)を披露したライアンとパートナーのシェリル・バークが審査員のコメントを聞いていたところ、男たちが乱入。米東海岸では生放送のため、番組はすぐにコマーシャルに切り替わり、警備員が男2人を連れ出したという。

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 騒動後、ライアンは E! News に「つらいよ。心を引き裂かれた気分だ」とコメント。同じく番組に出演し、乱入者を連れ出すのに手を貸したデレク・ハフは、こんな事態になったことに激怒した。「部屋のムードが変わったのが肌で感じられた。僕はそういうことに敏感なんだ。だから防御的になった。ライアンのためだけでなく、会場、番組のためにもね」と Entertainment Tonight に語っている。

 デレクは乱入者に厳しく注意もしたそう。「かなり攻撃的に、こういうことをする場ではないと注意した。それに、ライアンは素晴らしいダンスを踊り終えたばかりで、一生懸命の姿勢を見せた分、彼らの行動は逆にばからしく映ったと思う。みんな人間だ。罪なき者、石もて打てって言うだろう。彼らだって完璧じゃない。完璧な人間なんていない。だから、ここにあんなことを持ち込むべきじゃないんだ」とコメントしている。

 ライアンはリオの事件で10か月の謹慎処分を受け、この間に国内外の競泳大会に出場することを禁じられたほか、20時間の社会奉仕活動を言い渡されている。

 ライアンはチームメイト3人と共にリオで外出した際、警察を装った強盗集団に拳銃を頭に突き付けられて金を奪われたと虚偽の報告をし、その後、トイレを使うためにガソリンスタンドにタクシーで立ち寄ったと話を変えていた。この事件で彼はリオデジャネイロ警察から虚偽の強盗被害報告をした罪と器物破損の軽罪で告発されている。(BANG Media International)

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