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「仮面ライダーアマゾン」新作決定!仮面ライダーらしさを取り戻す!

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「仮面ライダーアマゾン」が新たに制作! 左が仮面ライダーアマゾンアルファ、右が仮面ライダーアマゾンオメガ
「仮面ライダーアマゾン」が新たに制作! 左が仮面ライダーアマゾンアルファ、右が仮面ライダーアマゾンオメガ

 1975年に放送された「仮面ライダーアマゾン」が新たに「仮面ライダーアマゾンズ」として制作されることが、シアターGロッソで18日に行われた製作発表記者会見で明らかになった。出演者の藤田富谷口賢志武田玲奈東亜優と共に登壇した東映プロデューサーの白倉伸一郎は、本作で「『仮面ライダー』のライダーらしさを取り戻したい」と語っている。

【写真】「仮面ライダーアマゾン」が完全新生!

 仮面ライダー生誕45周年という節目であるこの年に、仮面ライダーシリーズ第4作にして、シリーズ最大の異色作として名高い「仮面ライダーアマゾン」が新たに制作されることが決定した。藤田演じる主人公の仮面ライダーアマゾンオメガ/水澤悠は体が弱く、優しい心を持つ少年。彼は、自身とは正反対のキャラクターである仮面ライダーアマゾンアルファ/鷹山仁(谷口)との出会いで、自身の出自と生き方に向き合うことになる。

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 白倉プロデューサーは会見冒頭、「最近、『仮面ライダー』って面白いですかね。個人的にはここ数年、あまり面白いとは思わなくて」と観客を挑発。「いまだに数十年前の『仮面ライダーアマゾン』がシリーズ最大の異色作と呼ばれるというのもいかがなものかと。それは挑戦的なものを生み出せていないという現状だから」と続けた白倉は、「『仮面ライダー』って良くも悪くもメジャーになってしまったんですよ。かつて『クウガ』や『アギト』の頃にできていたことが今はできなくなった。やれることの幅が狭くなってしまっているんです」とその思いを吐露した。

記事全体
左から東亜優、谷口賢志、藤田富、武田玲奈

 本作は、動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」の日本制作第1弾オリジナル作品となる。白倉は「こういう機会がなければ企画も成立しなかったし、発想もなかった」と認めつつも、「今回の作品はリメイクであり、リブートであるけれども、シリーズが誇るもっとも意欲的な作品の力を借りて、『仮面ライダー』のライダーらしさを取り戻したい。牙を抜かれた『仮面ライダー』シリーズにもう1回、牙をもたらしてくれたらいいなと思っております」と高らかに宣言した。

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 仮面ライダーを演じることになった藤田、谷口は共に「命をかけて頑張る」と意気込む。そんなキャスト陣を笑顔で見守っていた白倉は「先ほどはいろいろと良からぬことを申しましたが、彼らはすばらしい最高のキャスト。考えられるだけの最高のスタッフと共に、とにかくすさまじい世界をお見せしたいと頑張っております。4月1日配信ですが、エイプリルフールではございません」と晴れやかな顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

「仮面ライダーアマゾンズ」は4月1日より「Amazonプライム・ビデオ」にて配信開始(全13話)

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