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哀川翔、初ミュージカルで禁じ手のバク宙を狙う!

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哀川翔、初ミュージカルでバク宙宣言!?
哀川翔、初ミュージカルでバク宙宣言!?

 12日、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にてミュージカル「ヘッズ・アップ!」の公開ゲネプロ&囲み取材が行われ、主演の哀川翔が本作で後方宙返りが禁止されていることを踏まえたうえで、虎視眈々(たんたん)とその機会を狙っていることを語った。この日は、原案・作詞・演出のラサール石井と、共演の相葉裕樹橋本じゅん青木さやか入野自由大空祐飛中川晃教も出席した。

似てる? 哀川翔の長女・MINAMI フォトギャラリー

 本作は、演劇の裏方スタッフに焦点を当て、彼らが本番に向かっていく姿はもちろん、様々な場面を群像劇で描く新作オリジナルミュージカル。制作発表の際に哀川は、今回の舞台で後方宙返りを行うという目標を掲げていたものの、ラサール石井は万が一を考え、後方宙返りは行わない方向になったことを説明していた。しかし今回、哀川は「隙を盗んでオレ、やろうと思っているんだけど。3か所くらい狙える箇所があるんですよ。みんなに止められているんだけどね」とジョークを言い、一同に爆笑を起こしていた。

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囲み取材に応じた登壇者たち

 また、実際に舞台のスタッフになるなら? という質問に哀川は「舞台監督。ただ、何をするというわけでもなく見ていたいというか」と返答。その答えに青木は「(哀川は)みんなの机の上に置いてあるお菓子の賞味期限も全部チェックしていたんです」と稽古中のエピソードを告白。青木が続けて、哀川に「翔さん、すごくみんなのことをよく見ておられますもんね」と言葉をかけると、哀川は「もっと自分のことやればいいのにね」と返し、さらなる笑いを誘った。

 初日を明日に控え「かなり緊張してます」と語る哀川は、「袖から見る感じは相当面白いですね。ミュージカルでいきなり歌って踊るという感じが、映画でいきなりドンパチが始まる感じみたいというか。そんな驚きのアピールが観客に伝わるんじゃないかなと思います」と本舞台の印象を語りながら、作品をアピールをした。(取材・文:桂伸也)

ミュージカル「ヘッズ・アップ!」は11月13日~11月23日までKAAT神奈川芸術劇場にて、以降兵庫、札幌、岡山にて上演

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