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ミッキーに酷似!?米ディズニーがDJデッドマウスとロゴをめぐり法廷争いへ

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デッドマウスことジョエル・ジマーマン
デッドマウスことジョエル・ジマーマン - Tim Mosenfelder / Getty Images

 デッドマウスこと、カナダ・トロント出身DJジョエル・ジマーマンが商標登録を出願していたロゴに対して、米ディズニーが「ミッキーに似ている」として、商標登録の差し止めのための書類を提出していたことがわかった。The Hollywood Reporterほか複数のメディアが報じた。

 ジョエルが出願していたロゴは、彼がパフォーマンスをする際などに頭にかぶる大きな耳と目、そして顔の半分を占める半月形の口が印象的なかぶり物(通称:mau5head)をモチーフにしたもの。これの大きな耳はそのままに、目と口の部分が白くくりぬかれ、それ以外の部分を黒く塗りつぶしたようなデザインでロゴを作成し、米国特許商標庁に商標登録を申し込んでいたという。

 米ディズニー側は「出願者のMouse Ears Markは、ディズニーのMouse Ears Marksと外観やニュアンスなど全ての商取引上の印象で、酷似しています。従って、先に登録済みのディズニーのMouse Ears Marksと似ていることから、出願者のMouse Ears Markの製品やサービスが混同される混乱や誤解を招く可能性もあります」と主張。登録差し止めを申し出る内容の文章を提出したとのこと。

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ジョエル・ジマーマン
素顔のジョエル・ジマーマン

 一方のジョエル側はこれに反論。E! onlineによると、ジョエルの弁護士であるダイナ・ラポルト氏は「deadmau5(デッドマウス)の正面の顔であるmau5headは、30か国の国で商標登録済みです。またmau5headの商標は、昨年6月に米国特許商標庁に申し込んでいます」と声明を発表。また「deadmau5(デッドマウス)のトレードマークであるmau5headは約10年にわたりアメリカや世界中で使用されてきました。なぜ今指摘したのか不思議でしょうがありません。われわれは彼の権利や財産を守るために戦う準備はできています」と続けている。

 Radar Onlineによると、その商標登録を済ませている30か国の中には、フランスやドイツ、イギリス、オーストラリアのほか、日本も含まれているという。実際に、日本の特許庁の商標検索で見てみると、「deadmau5」という名前で今回問題とされているマークが斜めを向いた状態で使用されているロゴが登録されていることを確認することができる。当事者であるジョエルは、ツイッターでこの件に触れるつぶやきをしており、戦う意思を見せている。(編集部・井本早紀)

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