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人類の半数が謎の伝染病で死亡…マイケル・ベイ製作総指揮の新ドラマとは?

コミコン2014

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今アツいドラマ「ザ・ラスト・シップ」の出演者たち
今アツいドラマ「ザ・ラスト・シップ」の出演者たち

 今、アメリカはテレビドラマがアツい。現地時間7月24日から4日間にわたり米サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナル2014でもそれが如実に表れていた。

「ザ・ラスト・シップ(原題)」パネル 写真ギャラリー

 期間中に行われたマイケル・ベイ製作総指揮のアクションサスペンス新番組で、現在無料ケーブル局製作番組の中でトップを争っている「ザ・ラスト・シップ(原題) / The Last Ship」のパネルディスカッションには会場が定員オーバーになるほどのファンが詰め掛け、出演者たちが語るウラ話や客席とのQ&Aを楽しんだ。

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 「ザ・ラスト・シップ(原題)」の舞台となるのは、南極海で極秘洋上訓練に明け暮れる米海軍の戦艦。極秘洋上訓練と任務のため、4か月間という長期にわたり無線封止状態の命令を受けていた。この戦艦に乗り合わせていたのは、連邦政府疾病予防管理センター(CDC)から派遣されて“南極リサーチ”に来ていた細菌学者2人。戦艦は、彼女らの南極リサーチを警護するという妙な任務も帯びていた。

 洋上訓練が終了し無線封止が解除されると、海に出ている4か月の間に人類の半数以上が謎の伝染病で死亡、政府も何もかもが崩壊し、人類が壊滅の危機に瀕しているという恐ろしいニュースが飛び込んでくる。人類に残された頼みの綱はウイルスから離れていた戦艦の船員たちのみ……。果たして人類の運命は!?

 パネル当日は、残念ながらマイケル・ベイ監督は欠席だったものの、映画『アンダーワールド:ビギンズ』のソーニャ役でおなじみで、本作では主人公の細菌学者レイチェル・スコットを演じる英国女優ローナ・ミトラや、人気海外ドラマ「グレイズ・アナトミー」のスローン先生役で知られ、この新番組では戦艦のキャプテン、チャンドラー役のエリック・デイン、そして昔からソルジャー役がよく似合うベテラン男優アダム・ボールドウィンが顔をそろえ、大いに盛り上がること約1時間。

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 印象に残ったのは、観客とのQ&Aで言語障害の男性がアダムに質問したとき。男性のしゃべり方が非常にわかりにくかったのだが、アダムは温かい笑顔で、「今、ちょっと早口だったので、もう一度ゆっくりお願いできますか?」と丁寧にその男性に頼んだ。「聞き取れません」「え、何ですか?」などと言わずに、穏やかに優しく聞き直していたアダムの心遣いを間近で感じることができる瞬間だった。

 こういった日頃見られないセレブの人間的な一面を直に体験できるからこそ、コミコンの人気が年々上がっているのだろう。(文・取材:明美・トスト / Akemi Tosto)

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