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この男たちの生きざまがかっこいい!女子が選ぶ男の映画特集

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この男たちの生きざまがかっこいい!女子が選ぶ男の映画特集

 映画『クローズZERO』から『ヤッターマン』まで、幅広いジャンルの映画を世に送り出してきた三池崇史監督が手掛けた本格時代劇映画『十三人の刺客』がついに公開となった。江戸幕府史上最凶の暴君を暗殺するため、壮絶な死闘を繰り広げる13人の男たちのかっこいい生きざまは、女子の心をつかむこと必至! そんな本作の公開を記念して、「この男たちの生きざまがかっこいい!」と思える映画を厳選した。
女子というのはいつの時代もギャップに弱い!?『グラン・トリノ』

2009年4月25日公開
映画『ミリオンダラー・ベイビー』以来、4年ぶりにクリント・イーストウッドが監督・主演を務めた人間ドラマ。イーストウッド監督がこれで俳優業を引退するということでも話題に。イーストウッド監督演じる人生の晩年を迎えた老人が新しいことを学んでいく姿に、映画関係者からも絶賛の声が集まった。

 女子というのはいつの時代もギャップに弱いもの。頑固で偏狭、家族にも嫌われた男が、アジア系の移民少年と出会ったことで、不器用な優しさを見せていく姿に、女心を揺さぶられた女子も多かったのでは? 主人公・ウォルトを象徴するような愛車の「グラン・トリノ」も、イーストウッド監督のいぶし銀のかっこ良さを引き立てている。しかし本作では、何といっても最後にウォルトが見せた男らしい選択に、かっこいい男の生きざまを見せつけられた。

年を重ねるごとにかっこよく!?-クリント・イーストウッド
Ferdaus Shamim / WireImage / Getty Images

 
破天荒な男の人にはまってしまうのも女心『マン・オン・ワイヤー』

2009年6月13日公開
2008年第81回アカデミー賞にて、ドキュメンタリー長編賞受賞。1974年に、今はなきニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーで綱渡りした伝説の大道芸人、フィリップ・プティの半生を追ったドキュメンタリー映画。

 「史上、最も美しい犯罪芸術」と言わしめたフィリップの「犯罪」「綱渡り」。それをドキュメンタリー映画として仕上げた本作もまた、芸術的な一作に。フィリップが綱渡りの際に流していたというマイケル・ナイマンの楽曲が、映画の芸術性を彩っている。世の中には、スパイダーマンの格好をして、ビルをよじ登る男、狼と共に生活する男など命知らずの男たちは多々いるらしいが、フィリップのそれは、人々の心に夢をも与える。仲間を失ってもなお、自らの意志を貫き、楽しそうに自らの「犯罪」を語る姿に、こんな生き方もかっこいいものだと思わされる。

こんな男もかっこいい?-フィリップ・プティ
Mario Tama / Getty Images

 
荒くれ者がかっこよく見えてしまうのが女の悲しいさが!?『パイレーツ・ロック』

2009年10月24日公開
1966年のイギリスを舞台に、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と、ロックを規制しようとする政府の攻防を描いた痛快ストーリー。

 ポピュラー・ミュージックが1日に45分間しか流すことを認められていなかった時代に、船の上から24時間ロックを流し続けた8人の男たち。メタボ体形な男から頭の弱い男、嫌われ者の男……とてもイケメンとはいえない男たちながら、そのロックに命を懸ける姿が、かっこよく見えてくる。この男たちを本気で愛したら、幸せになれないのはわかっているのだけれど……劇中で、そんな男たちにメロメロになっている女子には共感できる。

この男たちにメロメロに!?
Phillip Massey / FilmMagic / Getty Images

 
一世一代の戦いに命を懸ける男たちの姿がとにかくかっこいい!『十三人の刺客』

2010年9月25日公開
1963年公開の工藤栄一監督の『十三人の刺客』を、日本を代表するヒットメーカーの三池崇史監督が、現代風に再構築した時代劇エンターテインメント巨編。江戸幕府史上最凶の暴君を暗殺するため、13人の刺客たちが命を懸けた一世一代の戦いを描く。

 主演の役所広司に「こんなにもイーグルスの曲が似合うような時代劇は観たことがない」と言わしめた本作は、役所広司主演の正統派時代劇ながら時代劇好きの男子だけでなく、女子にもぜひ観てほしい一作。特にラスト50分の死闘は見もの! 出品された第67回ヴェネチア国際映画祭でも、侍たちの頭脳的な戦術が決まるたびに観客が手をたたいて喜ぶ大盛り上がりになったとか。そんな死闘を繰り広げる男たちは、死にざままで美しくかっこいい。草食男子なんて言葉がはやっている昨今、この映画で日本男児のかっこよさを思い出してほしい!

まさに「この男たちのいきざまがかっこいい!」といえる映画が誕生!!

(C) 2010「十三人の刺客」製作委員会

 
文・構成:シネマトゥデイ編集部
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