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ジブリ『君たちはどう生きるか』全米週末興収ランキング1位『ポケモン』『ドラゴンボール』に続く快挙

『君たちはどう生きるか』北米版ポスタービジュアル
『君たちはどう生きるか』北米版ポスタービジュアル - (C)2023 Studio Ghibli

 東宝は11日、現地時間12月8日に北米公開を迎えた、スタジオジブリの宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)が、全米週末興行収入ランキングで第1位を獲得したと発表した。(宮崎駿の「崎」はたつさきが正式表記)

『君たちはどう生きるか』英語吹替版トレイラー

 北米の週末興行収入ランキングで日本映画が第1位を獲得したのは、1999年公開『劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲』、2022年公開『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』以来3作品目となり、オリジナル作品としては初の快挙となった。

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 東宝の発表によると、アメリカ・カナダにおいて2,205館で公開された本作は、公開初日から3日間(12月8日~10日)のオープニング興収(先行上映含む)で、約1,280万ドル(約19.2億円・1ドル150円計算)を記録。全米で2023年に公開された「外国映画」(非英語作品)としても、『ゴジラ-1.0』のオープニング興収(約1,100万ドル)を超えて、 第1位の成績となった。

 11月22日からニューヨーク、 ロサンゼルスの4館で先行上映されており、好意的なレビューを背景に、第89回ニューヨーク映画批評家協会賞でアニメ映画賞を獲得。ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞でも受賞するなど、賞レースにおいても注目を浴びている。

 英語版では、主人公・眞人(山時聡真)の声を、ドラマ「YOU -君がすべて-」の若手俳優ルカ・パドヴァンが、青サギ(菅田将暉)の声を『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソンが担当。

 そのほか、眞人の父・勝一(木村拓哉)役をクリスチャン・ベイル、ヒミ(あいみょん)役を福原かれん、夏子(木村佳乃)役をジェンマ・チャン、キリコ(柴咲コウ)役をフローレンス・ピュー、老ペリカン(小林薫)役をウィレム・デフォー、インコ大王(國村隼)をデイヴ・バウティスタが担当。大伯父(火野正平)は、『風の谷のナウシカ』ペジテ市長役や『天空の城ラピュタ』ムスカ役など、ジブリ作品と縁が深いマーク・ハミルが演じている。(編集部・入倉功一)

THE BOY AND THE HERON | Official English Trailer » 動画の詳細
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