ADVERTISEMENT

紅白、大泉洋の「ブラボー」に期待!22年も大河に映画に大忙し

大泉洋(写真は2022年12月撮影)
大泉洋(写真は2022年12月撮影)

 本日(31日)放送される第73回NHK紅白歌合戦で3年連続司会を務める大泉洋。俳優、司会業とマルチに才能を発揮し、多忙な日々を送る大泉だが、2022年は俳優としても実りの多い年だった。

【画像】「頼朝嫌い」のワードがトレンド入りした15回

 演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで、NHKの歌番組「SONGS」や Amazon Original 番組「ザ・マスクド・シンガー」などで司会者・MCとしても活躍。紅白では「ブラボー!」という愛嬌のある掛け声もおなじみとなった大泉。2022年にとりわけ注目を浴びたのが大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼朝役。脚本の三谷幸喜とは度々組んでおり、大河ドラマ「真田丸」や単発ドラマ「黒井戸殺し」、映画『清須会議』、舞台「大地」などに出演。三谷も絶大な信頼を寄せており、「鎌倉殿の13人」では鎌倉幕府初代将軍・源頼朝役として前半パートをけん引。邪魔者を次々に抹殺していく冷酷な政治家を笑いとシリアスを交えた絶妙なニュアンスで体現し、SNSでは「全部大泉のせい」のワードが度々トレンド入りする反響を呼んだ。なかでも頼朝の残酷さが際立った第15回「足固めの儀式」では、「もう本当にあれで日本中から嫌われましたけれども(笑)。あんなにおもしろい回はないなと思いましたね」とコメントを寄せていた。

ADVERTISEMENT

 なお、同作で主人公・北条義時を演じた小栗旬が紅白にゲスト出演。大泉と共に「鎌倉殿の13人」への思いを語るといい、三谷幸喜からスペシャルメッセージも寄せられる予定。

 4月クールには月9ドラマ「元彼の遺言状」で主演の綾瀬はるかと息の合ったコンビネーションを披露。2021年第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立の同名小説に基づく本作では、綾瀬演じる弁護士のアシスタント的な存在となる“謎の依頼人”を好演。大食いで気性の激しいヒロインに振り回されるトボけた味わいと共に、誰にも言えない過去を持つ悲哀、孤独を表現。愛すべきキャラクターを作り上げていた。

 現在公開中の映画『月の満ち欠け』では笑顔を封印し、愛する妻子を失った絶望に暮れる主人公に。佐藤正午の直木賞受賞作に基づく本作は「生まれ変わり」をテーマにした物語で、大泉は亡くなった娘が別の誰かの生まれ変わりかもしれないという信じがたい話に翻弄される主人公の心の推移をきめ細やかに表現。妻子の遺体を目にする場面では「本当につらくてどうにもならなかった。あんなにもつらいシーンはこれまで経験したことがなかった」とシネマトゥデイのインタビューで話していた。

 来年は、山田洋次監督の新作『こんにちは、母さん』(2023年9月1日公開)で吉永小百合と共に主演を務める。(編集部・石井百合子)

「第73回NHK紅白歌合戦」は12月31日19時20分~23時45分、NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1で放送(中断ニュースあり)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT