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「鎌倉殿の13人」弁慶を演じているのは?義経とのやりとりも見どころ

「鎌倉殿の13人」より佳久創演じる弁慶
「鎌倉殿の13人」より佳久創演じる弁慶 - (C)NHK

 小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)で源義経の従者・弁慶を演じる佳久創(かく・そう)に注目してみた。

【写真】弁慶の初登場シーン

 本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていくさまを追う物語。弁慶は、義経と五条の大橋で運命的な出会いを果たして以来、その器量に心酔し献身的に支える設定で、7回「敵か、あるいは」のラストで初登場。義経(菅田将暉)が、いよいよ兄・頼朝(大泉洋)を支えるべく、自身を庇護した奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)から旅立つときのこと。義経が「参るぞ、武蔵坊(弁慶)! ものども!」と声を上げた際に弁慶がそばに控えており、ネット上では「弁慶登場!」と沸いていた。

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 弁慶を演じる佳久創は現在31歳。元ラグビー選手とあって、がっしりした体格も弁慶役に説得力を与えている。俳優としてはドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」「SUITS/スーツ2」「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」や映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』『ブレイブ -群青戦記-』『ある用務員』などに出演。大泉洋主演の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」では、敵のラグビーチームのメンバー・里村亮太役でレギュラー出演(ポジションはSH(スクラムハーフ))。NHK BSプレミアムの「キミに最後の別れを~永遠なれ ラグビーの青春~」でもラガーマンを演じていた。

 公式Twitterで公開されたコメント動画では、佳久は弁慶役について「もともと弁慶がすごく強いというのはキャラクターとしてあるので僕はそこを強くやる必要はあまりないと思っていて、むしろ今回のトリッキーな動きをする義経に引っ張られながら頑張ってついていくみたいなのがすごくおもしろいコンビに見えるのかなと思って、そういうところがうまく演じられればなと思いましたね」とコメント。

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 弁慶は8回「いざ、鎌倉」にも登場。野原で狩りをしていた義経の“奇襲”を目撃していたが、佳久はこの場面について「僕がイメージしたのは普通にシュッて射抜くだけだと思っていたんですけど、ちょっとにやけて“してやったり”みたいな顔がいい顔だなと思いましたね。相手を上回る立ち回りというのがすごくよくわかりましたね」と菅田の巧みな演技を称賛していた。

 今後の弁慶の見どころについては「厳格なイメージがあってどこか無口で動じない感じの弁慶だと思うんですけど、今回は義経とのおもしろいやり取りがいっぱいあるのでそういうところを見てほしいなと思いますね」と語っている。(編集部・石井百合子)

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