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エミリー・ブラント、クワイエット・プレイス続編は「最もパーソナルな作品」

子供たちを“何か”から守るエヴリン
子供たちを“何か”から守るエヴリン - (C) 2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

 “音を立てたら即死”という極限の恐怖を描いた大ヒットホラーの続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(公開中)に出演するエミリー・ブラントが、撮影前の準備や前作から演じるキャラクター・エヴリンへの共感ポイントについて語った。

【動画】『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』特報

 音に反応して人間を襲う“何か”が潜む世界で、サバイバルを続ける家族の姿を映す本作。前作で最愛の夫リーを失ったエヴリンは、残された子供たちと共に新たな避難場所を目指す。エヴリンには夫抜きで家族全員を守らなければならないという変化があるが、エミリー曰く、続編への下準備は「前作とそれほど変わらなかった」という。

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 「キャスト全員がお互い苦もなく、下準備の足並みを揃えて参加してくれたの。なぜなら、前作でキャストはみんな家族みたいになったから。前作で、お互いのことをよく知ることができたの。続編はどのようなトーンなのか、どういう観点で見れば良いのか、みんなが理解していたわ」

 監督・脚本を担当した夫のジョン・クラシンスキーと再びタッグを組んで完成させた本作。エミリーは、「エヴリンというキャラクター的にも、そして題材的にも、本作は最もパーソナルな作品だと思う」と振り返る。また、子供を守るために危険を承知で行動に出るエヴリンの勇気は、エミリー自身も共感が持てるといい、「私が演じたエヴリンは、母性的な凶暴性を持っていて、それは子供のために彼女が地球の最期まで持ち合わせているものなの。これは、本作を鑑賞した多くの母親にも言えることだと思う」と続けた。

 続編では、音を立ててはいけない状況下での演技も難なくこなせたエミリー。「本当に演技をするうえで、やりがいがあったし、そのような無音の環境で働くことはエキサイティングでした。シーン毎に緊張感が増していくように思えましたし、キャストやスタッフも、音なしの環境下での仕事を楽しむことができたと思っています」と手応えを明かしていた。(編集部・倉本拓弥)

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