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芦田愛菜ちゃんがもう16歳!天才すぎるキャリアを振り返り

芦田愛菜(2019年撮影)
芦田愛菜(2019年撮影)

 社会現象になったドラマ「マルモのおきて」など、日本を代表する名子役として活躍してきた芦田愛菜も、早16歳! 本日6月23日に誕生日を迎えた。今年4月から高校に進学し、主演映画の公開を控えるなど大忙しの芦田だが、その輝かしいキャリアを振り返ってみた。

【写真】芦田愛菜、30センチバッサリ!

 スクリーンデビューは、2010年公開の『半分の月がのぼる空』(深川栄洋監督)で、大泉洋演じる高校教師の娘役だった。同年公開の湊かなえ原作の『告白』では松たか子演じる中学校教師の愛娘に。事件の発端となる衝撃的な役どころで注目を浴びた。2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国」では宮沢りえ演じる茶々の幼少期に抜擢。同年4月クールに放送されたテレビドラマ「マルモのおきて」では阿部サダヲとダブル主演を務めお茶の間の人気者に。共演した子役・鈴木福と歌った主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で歌手デビューすると共に同年に紅白出場を果たすなど、キャリア初期から快進撃が続いていた。

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 『ゴースト もういちど抱きしめたい』(2010)で日本アカデミー賞新人俳優賞、『うさぎドロップ』(2011)『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011)でブルーリボン賞新人賞を受賞するなど演技の評価は高く、2013年公開のギレルモ・デル・トロ監督によるSFアクション『パシフィック・リム』ではハリウッドデビュー。芦田は菊地凛子演じるヒロインの幼少期にふんし、迫りくる怪獣から逃げ惑う迫真の演技を見せた。

 2014年には行定勲監督と組んだ『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』で初の映画単独主演。人と違うこと好む関西人の女の子をパワフルに好演し、ウサギとの共演シーンも。2017年にテレビ東京の深夜枠で放送されたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」では本人役で出演。山田孝之がプロデュースを務める映画の主演女優、という役どころ。カンヌ受賞を目指して暴走するエキセントリックな山田と、何事にも動じない芦田の凸凹な顔合わせが話題を呼んだ。

 芦田は『怪盗グルー』シリーズなど声優としての仕事も多く、近年は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(2018)『海獣の子供』(2019)などのアニメーション映画の声優や、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)の吹替えを担当。NHK連続テレビ小説「まんぷく」(2018~2019)で史上最年少で語りを努めた。

 今年は、6年ぶりの実写映画主演となる『星の子』が待機中。芥川賞作家・今村夏子の同名小説を『タロウのバカ』『日日是好日』などの大森立嗣監督が映画化する本作で、芦田は中学3年生のヒロインを演じるため髪を30センチ以上カットして撮影に臨んだ。芦田いわく、ここまで切ったのは『パシフィック・リム』以来だという。(編集部・石井百合子)

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