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総勢350人!ベジャール振付「第九交響曲」に密着したドキュメンタリー、12月公開

『ダンシング・ベートーヴェン』ポスタービジュアル
『ダンシング・ベートーヴェン』ポスタービジュアル - (C)Fondation Maurice Bejart, 2015(C)Fondation Bejart Ballet Lausanne, 2015

 天才振付家モーリス・ベジャールの没後10周年にあたる今年、代表作の一つである「第九交響曲」の舞台裏を捉えたドキュメンタリーが『ダンシング・ベートーヴェン』の邦題で12月23日より公開されることが決定した。

【写真】ベジャールが遺したバレエ団の内幕に迫る2009年のドキュメンタリー

 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の「交響曲第9番 ニ短調 作品125」をベジャールの振付によりバレエで表現した「第九交響曲」。『ダンシング・ベートーヴェン』ではダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人による東京公演の内幕に密着。ステージが出来上がるまでの度重なるリハーサルの様子や、ベジャールの後継者であるジル・ロマン芸術監督のもと新たに踏み出したベジャール・バレエ団のさまざまな文化的背景を持つダンサーたちを追う。

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 スイス、ローザンヌで本作出演のために過酷な練習に取り組むモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーたち。第二幕のメインをジル・ロマンから任せられたソリスト、カテリーナは喜びに満ちあふれていた。しかしある日、カテリーナは妊娠が発覚しメインを下ろされ、キャリアが中断される不安と、産まれてくる子供への愛情の狭間で葛藤する……。

 本作にはベジャール・バレエ団に所属する大貫真幹ら日本人ダンサーの姿も。メガホンを取るのは、『ベジャール、そしてバレエはつづく』(2009)のアランチャ・アギーレ。(編集部・石井百合子)

映画『ダンシング・ベートーヴェン』は12月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開

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