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『藁の楯』ハリウッドリメイクにリュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ参戦

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ハリウッドリメイクが進行中の『藁の楯 わらのたて』
ハリウッドリメイクが進行中の『藁の楯 わらのたて』 - (C) 木内一裕/講談社 (C) 2013 映画「藁の楯」製作委員会

 昨年8月末に発表された映画『藁の楯 わらのたて』のハリウッドリメイク企画を、日本テレビ、デプス・オブ・フィールド(アメリカ)に加え、映画監督のリュック・ベッソンが代表を務めるフランスの大手映画製作会社ヨーロッパ・コープが共同開発&出資することが決定。現地時間24日にヨーロッパ・コープの代表リサ・エルジーと株式会社 All Nippon Entertainment Works(以下ANEW)のCEOサンディ・クライマン、シニア・ヴァイスプレジデントのアンマリー・ベイリーらが発表した。

【写真】日本版『藁の楯』場面写真

 2013年にゴールデンウィーク映画として公開された『藁の楯 わらのたて』は、『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズで知られる漫画家の木内一裕の小説家としてのデビュー作品を、大沢たかお松嶋菜々子を主演に迎え三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。10億円の懸賞金がかけられた凶悪な殺人犯(藤原竜也)を移送することになった刑事たちと、懸賞金目的に殺人犯を殺そうとする者たちとの攻防戦を描いた本作は、興行収入18.3億円の大ヒットを記録。2013年の第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、今年1月16日に原作小説「藁の楯」の英語翻訳版がバーティカル社より出版された。

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 ヨーロッパ・コープのエルジー社長は、本プロジェクトにおいて「我々は日本のスリリングな映画『藁の楯』のリメイクをアメリカのオーディエンス並びに世界市場にお届け出来る事にとても感動しております。この映画は弊社のブランド色にぴったりであり、映画の製作者の方々と一緒に仕事する事を楽しみにしております」と発言。原作者の木内は「ヨーロッパ・コープが参画することで舞台を欧州に移して、国から国への列車による移送が描かれるのではないかと期待を膨らませつつ、いち原作ファンとして完成を心待ちにしています」とコメントを寄せている。

 リメイク版のプロデューサーは、『藁の楯 わらのたて』に続いて続投する日本テレビの北島直明をはじめ、デプス・オブ・フィールドのクリス・ワイツ、アンドリュー・ミアーノ、ダン・バルゴイェン、ヨーロッパ・コープのメンバー、ANEWのサンディ・クライマン。脚本は『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『エンド・オブ・ホワイトハウス』のクレイトン・ローゼンバーガーカトリン・ベネディクト夫妻が現在執筆中。海外版タイトルは『Shield of Straw(シールド・オブ・ストロー)』の仮題が付けられている。(編集部・石井百合子)

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