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尾野真千子、江口洋介と夫婦役初共演!「家政婦のミタ」脚本家が養子縁組題材に描く

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尾野真千子&江口洋介が夫婦に!ドラマ「はじめまして、愛しています。」より
尾野真千子&江口洋介が夫婦に!ドラマ「はじめまして、愛しています。」より

 女優の尾野真千子が、7月スタートの連続ドラマ「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)で主演を務め、江口洋介と夫婦役で初共演することが明らかになった。脚本は「家政婦のミタ」(日本テレビ系)など多くの話題作を世に送り出してきた遊川和彦が担当し、同局の連続ドラマに初めて携わる3人で特別養子縁組制度を題材にしたホームドラマを送り出す。尾野は「今の時代に欠けてきている夫婦ということ、家族ということが遊川さん節でうまく書かれていて、挑戦できる作品になるんじゃないかという思いを抱きました」とアピールした。

 本ドラマの題材は、日本で唯一、血の繋がらない他人同士が本当の家族として認められる実在の戸籍制度「特別養子縁組」。6歳までの子供を対象に、親になることを望む夫婦には6か月以上に及ぶ試験期間が課せられ、さまざまな条件を審査される。尾野と江口演じる夫婦が、実の親に捨てられた素性のわからない男の子の親になることを決意し、制度の利用を試みる姿を通じて、“本当の家族”とは何かという問いを、時にシビアに時にコミカルに投げかけていくという。

 尾野演じる妻・梅田美奈は世界的に有名な指揮者を父に持ち、挫折続きのピアニストということで、「(ピアノ演奏が)すごいネックなんです(笑)。一番、苦手な楽器なので、今はピアニストに見えればいいなと願って練習しています」と苦労話を明かしながらも、「遊川さん的には、私は挑戦をするといいものが出てくるらしいんです。確かに、私も挑戦することで燃えてきますし、自分のものにしてやろうという気持ちになるので、このドラマでは挑戦というものに懸けていきたいと思っています」と負けん気を見せた。「私がこの業界に入る前からいろんな役を演じる姿をずっと見てきた方」だという江口に対しては、「今回どんな旦那を演じてくれるのか、すごく興味があります。台本ではワクワクさせる人物像になっているので、本当に楽しみです」と期待を寄せた。

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 一方、自他ともに認めるお人好し夫・信次役の江口も「尾野さんは納得がいくまで仕事に向かっていく芯が通った人というイメージ。彼女が選んだ作品と遊川さんの脚本ということが僕にとってすごく興味深いです」と語り、「尾野さんとどんな夫婦になるかはやってみないと分かりませんが、夫婦の日常をリアルに感じさせるくらいのナチュラルな演技を目指そうと思います。遊川さんの言葉をどう生っぽくできるか挑戦していきたいと思います」と意気込んだ。

 そして遊川は、「今作のテーマは愛を伝えること。今の時代にしか描けないホームドラマになる予感があって、『特別養子縁組』を題材にしました。今は自己愛に満ちている時代だからこそ、他者に愛を伝えることを大事にしたい」と切り出し、「『はじめまして』と出会った人に、『愛しています』と伝えるまでが人生でしょ。知らない奴はみんな死んでしまえという風潮より、『愛しています』と言える人が増えれば、この世界は素敵ですよね」と本作の意義を口にした。

 また、尾野と江口の脇を固める共演者には、美奈の父で世界的音楽家役の藤竜也、それぞれの人生哲学を貫こうとする信次の妹弟役の坂井真紀速水もこみち、養子縁組に審判を下す冷静な児童福祉のエキスパート役の余貴美子が決まっている。(編集部・石神恵美子)

テレビドラマ「はじめまして、愛しています。」はテレビ朝日系木曜ドラマ枠にて7月より放送

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