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奇跡の生還から今日で5年!「チリ 鉱山落盤事故」の映画、日本公開が決定!

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地下700mで男たちは何を見たのか
地下700mで男たちは何を見たのか - (C)2015 ALCON ENTERTAINMENT,LLC

 チリで発生した鉱山落盤事故を題材にした映画『ザ・サーティースリー/THE 33(原題)』の日本公開が2016年に決まった。綿密な取材を基に作られた本作で、現代の奇跡とまで言われた救出劇の隠された真実が明かされる。

 5年前の今日、あなたは奇跡を目撃していただろう。33人もの鉱山作業員が地下700mに取り残されるという衝撃的なニュースが伝えられてから69日がたった2010年10月13日。33人の男たちが全員生還を果たす様子を世界は固唾(かたず)を飲んで見守った。救出困難と思われた作業員達が地上に現れる歓喜の瞬間を、今も鮮明に記憶している方も多いはずだ。

 しかし、報道が伝えることができたのは奇跡の一部に過ぎなかった。酸素も食べ物も無くなっていく真っ暗な地下700m。死の恐怖と戦いながら、男たちは何を思い、どうやって生きのびたのか。愛する夫や兄弟を救うために地上にいた家族が取った行動とは。鉱山作業員や家族らの協力を基に撮影された本作品で初めて、サバイバルの全貌が明らかにされる。

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 キャストには『スパイキッズ』シリーズのアントニオ・バンデラスやオスカー女優のジュリエット・ビノシュなど実力派が集結。メガホンを取ったのはメキシコ出身の女性監督、パトリシア・リゲン。プロデューサーは『ブラック・スワン』のマイク・メダヴォイが務めている。そして音楽は、先日不慮の事故で亡くなり、全世界にその才能を惜しまれたオスカー受賞作曲家のジェームズ・ホーナーが担当している。
 
 「生きる」という強い思いをリアルに描いたこの作品は、今日を生きる私たちにどんなメッセージを届けてくれるのだろうか。(編集部・海江田宗)

映画『THE 33』は2016年に日本公開

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