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天才ボクサー辰吉丈一郎を20年間追ったドキュメンタリー!阪本順治監督の新作2016年公開

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辰吉丈一郎の20年間が詰まったドキュメンタリー、来年公開へ
辰吉丈一郎の20年間が詰まったドキュメンタリー、来年公開へ - (C)日本映画投資合同会社

 元WBC世界バンタム級王者の天才ボクサー・辰吉丈一郎(正確には「丈」は右上に点、「吉」は「土」の下に「口」)を、『北のカナリアたち』などの阪本順治監督が20年間追った映画『ジョーのあした-辰吉丈一郎との20年-』が、2016年に公開されることが明らかになった。併せて、10月22日に開幕する第28回東京国際映画祭でワールドプレミア上映されることも発表された。

 本作は、辰吉のありのままの姿を活写した1995年の『BOXER JOE』以来、辰吉という波瀾(はらん)万丈の天才ボクサーに魅了された阪本監督が、彼がリングを降りる瞬間まで見つめていきたいという強い思いから20年間同じスタッフで定期的に撮影を続けて誕生したドキュメンタリー。インタビューを中心に、辰吉の人間性やボクシングへの考え、父子の絆、家族への愛、親として、1人のボクサーとしての心境の変化をスクリーンに刻み込んだ魂の記録となっており、辰吉と親交のある俳優の豊川悦司がナレーションを担当した。

 取材の始まりは、1995年8月のアメリカ・ラスベガス。当時25歳だった辰吉は、JBC(日本ボクシングコミッション)のルールにより国内戦に参加できず、海外のリングに戦いの場を求めた……。そして、2014年11月に次男の寿以輝がプロテストに合格。いまだ引退宣言せず、現役であり続ける辰吉の口から語られるボクシングに対する思いとは? まだ誰も見たことのない天才ボクサーの真実の姿が明らかになる。(編集部・吉田唯)

映画『ジョーのあした-辰吉丈一郎との20年-』は2016年全国公開

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