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『エベレスト 3D』唯一の日本人女優・森尚子、ジェイク・ギレンホールとの共演秘話を語る!

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ロンドンを拠点として活躍する日本人女優・森尚子
ロンドンを拠点として活躍する日本人女優・森尚子

 世界最高峰のエベレストを舞台に登山家たちの壮絶なサバイバルを描いたハリウッド超大作『エベレスト 3D』で登頂メンバーの紅一点である日本人女性の難波康子を演じた森尚子がインタビューに応じ、エベレストで行われた過酷な撮影の様子や、ジェイク・ギレンホールら共演者たちとの舞台裏を明かした。

映画『エベレスト 3D』予告編

 本作は、1996年にエベレストで実際に起きた遭難事件を基にし、世界各国からやって来た登山家たちが自然の猛威と闘いながら登頂に挑む極限状態を3D映像で再現する。エベレストを含む7大陸最高峰の全てを制覇した2人目の日本人女性を演じる森は、ロンドンを拠点に映画、舞台、ラジオと幅広く活躍しており、本作への出演はオファーを受けての実現となった。

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 韓国で舞台に出演中だった森は脚本を読み、「あまりの感動に心が痛み、どうしてもやりたい」と出演オファーを快諾したという。だが、撮影に向けてまずは体力づくりからのスタートだった。登山経験のなかった森は、雪山の専門家の「核の力(インナーマッスル)を鍛えること」というアドバイスに従い、バックパックにダンベルなどの重い荷を詰めて、とにかく歩くことをひたすら繰り返すなど、スタミナ作りに励み撮影に挑んだ。

 実際にエベレストでも行われた撮影は、劇中と同様に過酷を極めた。大雪のため雪崩が起きたり、寒さでカメラが5~6機壊れてしまったり、夜には無呼吸状態に陥ったりしたこともあったという。森は厳しい撮影環境について、「寒さが辛かったですね」と本音を漏らしながらも、「極寒の中、得がたい体験をさせてもらいました」と前向きに振り返った。

 数か月に及ぶ撮影で、キャストやスタッフとは「ファミリーみたいな感じに仲良くなって、今でもメールや電話で連絡を取り合っています」と話し、「素晴らしい才能のある役者さんたちと共演できました」と喜びをかみしめた。特に、あこがれの存在だったというジェイク・ギレンホールとは、「本読みで私の横に座った時には目も合わせられませんでした……!」と興奮気味に話した。それでも撮影が進むにつれて親しくなり、「ジェイクはギターが得意で、弾き語りを聞かせてくれて、幸せな時間と素敵な思い出をもらいました」とはじける笑顔で撮影裏話を明かした。
 
 本作について森は、「大自然の美しさと怖さとパワーに圧倒されます。ぜひ大きなスクリーンで観てほしい」と自信たっぷりにアピールした。ラストの雪に埋もれるシーンで、「14時間も埋まっていた」という森の命を懸けた迫真の演技も見どころだ。(取材・文・写真 福住佐知子)

映画『エベレスト 3D』は11月6日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

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