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藤原竜也と有村架純が初共演!「僕街」アニメに続き実写映画化

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主演の藤原竜也とヒロインの有村架純
主演の藤原竜也とヒロインの有村架純

 「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」に2年連続ランクインを果たした三部けいの人気漫画「僕だけがいない街」が、藤原竜也有村架純の初共演で実写映画化され、2016年春に全国公開されることが決定した。同作は先日、2016年1月よりフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化されることも発表されたばかり。テレビドラマ「天皇の料理番」や「JIN -仁-」を手掛けたヒットメイカー、平川雄一朗がメガホンを取る。

 本作は、売れない漫画家で、アルバイトで生計を立てる主人公・藤沼悟が、自身の意図とは無関係に時空移動(=タイムリープ)する特殊な現象“再上映(リバイバル)”により、18年前の小学生のころに起きた児童連続誘拐事件の真犯人を突き止め、その凶刃に倒れた母を救おうと、大人の心を持ったまま小学生の過去をやり直し、現在と過去に起こる事件の謎を解き明かしていく新感覚のミステリー。

 脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶と、当時は気付くことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして傷付くまいと自ら距離を取っていたクラスメートの優しさに触れることによって生まれる新たな友情とが、新しい記憶となって、塗り替えられていく悟の過去。ただのミステリーにとどまらない、優しさと切なさに満ちあふれたドラマティックな感動作だ。

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 タイムリープを武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る主人公・悟にふんするのは、これまでさまざまな個性的キャラクターを演じてきた藤原。原作は出演が決まってから初めて読んだといい、「読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません」とすっかりとりこになった様子。「『時間を行き来する』特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています」と張り切っている。

 一方、悟の心の深意に気付き、心を開くきっかけを与えるヒロイン・片桐愛梨を演じる有村も、「タイムリープという非現実な現象がもたらす話ではありますが、不思議と遠い話ではないなと思えたのは、登場人物みんなの心情がすごく鮮明に見えたからだと思います」と原作の魅力を告白。「私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」と意気込んだ。

 「ヤングエース」(角川書店)で連載中の原作は現在、既刊6巻で、累計発行部数139万部を突破。スガシカオ中川翔子宮地真緒糸井重里山田悠介ら著名人にもファンが多く、50件以上の映像化のオファーがあったといい、原作者の三部は「コミックス発売後、初めて頂いた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています」とコメントを寄せている。

 映画『僕だけがいない街』(ワーナー・ブラザース映画配給)は2016年春、全国公開。悟の母・佐知子役で石田ゆり子、悟の小学校時代の担任・八代学役で及川光博も出演する。(編集部・中山雄一朗)

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