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人生の岐路に立ったときに大事にしたい条件とは?リスクを恐れない意外な結果に!

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若者たちは迷路から脱出できるのか? それとも……
若者たちは迷路から脱出できるのか? それとも…… - (C) 2014 Twentieth Century Fox Film

 理由さえ一切わからないまま、記憶を失った状態で謎だらけの巨大迷路にとらわれた若者たちの運命を描くサバイバルアクション『メイズ・ランナー』。一般試写会でその全貌を目撃した観客に、「もしもあなたが人生の岐路に立ったら?」というアンケートを行ったところ、リスクを恐れない意外な結果となった。

映画『メイズ・ランナー』場面写真

 劇中では、巨大迷路の壁に囲まれた広場で、独自のコミュニティーを築き上げて生活している若者たちが、迷路の中で唯一安住の地といえる広場での生活を続けるか、日々道順を変える上、命を脅かす不気味な“何か”が潜む迷路から脱出を図るか、岐路に立たされる。まず、そのハイリスクにあえて挑戦して迷路からの脱出を試みるのか、それともより安全な広場に残るかを尋ねると、観客の70%が「挑戦する」と回答。このような究極の選択において、広場で果てしなく繰り返される変化のない日常よりも、自由というハイリターンに価値を見いだす人が多数派だ。

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 また死の迷路に挑戦するにあたってどんなタイプの人をパートナーにしたいかという問いには、主人公トーマスがダントツ人気を集めるかと思いきや、意外にも21%の支持にとどまった。不屈のガッツの持ち主で頼もしい半面、ともすれば熱くなりやすい彼の人間的な未熟さに、不安を感じた人もいるのかもしれない。一番人気は半数近くの48%の票を得たアルビー。広場の若者たちを束ねる彼の知的なリーダーシップを「信頼できる」と見込んだ人が多かったようだ。主要キャラクターの中で唯一アジア系のミンホは、運動能力の高さと穏やかな人柄を兼ね備え、30%の支持を獲得して2位と健闘。迷路挑戦に慎重な態度を崩さないギャリーは、度重なるネガティブ発言が災いしてか、ほとんど票を得られなかった。

 最後はチームワークの維持に関する質問。迷路内では一人のエゴイスティックな行動が仲間を危険にさらすだけに、順当に39%の人が「協調性」の大切さを重視。また「度胸」「体力」がそれぞれ4%、1%の低支持にとどまり、「知恵」が同率トップの39%を得たことも目を引く。命懸けの挑戦とはいえ、破れかぶれの強引なやり方には多くの人が疑問を抱き、頭をひねって脱出の成功率を高める努力が全体の結束につながると考えたようだ。

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 ちなみに試写で鑑賞した人たちの感想には「次々と緊張のシーンが続き、ハラハラドキドキだった」(20代男性)、「謎がどんどん広がって面白かった」(30代男性)など、“謎”や“スリル”といったキーワードが目立った。「皆で脱出に向かうシーンが、人生の岐路に立たされているようで迫力があった」(40代女性)というコメントからは、手に汗握るクライマックス感が伝わってくる。壮大な世界観への好奇心や登場人物への共感をかき立てる巨大迷路に、今後どのような反響が起こるか楽しみだ。(高橋諭治)

映画『メイズ・ランナー』はTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開中

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