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生田斗真が人気ミステリー漫画の映画化で主演!『るろうに剣心』の大友啓史監督とタッグ

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生田斗真が演じるトラウマを抱えたエリート刑事・薪剛(左)
生田斗真が演じるトラウマを抱えたエリート刑事・薪剛(左)

 俳優の生田斗真が、「メロディ」に連載された清水玲子原作の人気ミステリー漫画に基づく映画『秘密 THE TOP SECRET』の主演を務めることが明らかになった。映画『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取る。

 全12巻にわたる原作の舞台は、死んだ人間の脳を120%活性化させることで生前の記憶を視覚化する技術が確立し、記憶を映像として再現できるMRIスキャナーが発明された21世紀後半の日本。映画では、まだ警察庁の正式機関として認められていない科学警察研究所法医第九研究室・通称「第九」に所属するチームが、秘密保護法の下、このスキャナーを導入して被害者の脳内映像を手掛かりに、迷宮入りとなった猟奇事件を捜査していくさまが描かれる。

 生田は、天才的頭脳の持ち主でトラウマを抱える第九の室長・薪剛(まきつよし)にふんする。そのほか、第九に配属された新人・青木一行役に岡田将生、科警研監察医・三好雪子役に栗山千明が決定。映画オリジナルのキャラクターで、所轄署の熱血刑事・眞鍋駿介を大森南朋が演じる。

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 エリート警視正・薪にふんした生田は、「撮影現場では、スタッフキャストの方々が『室長!』と呼んで下さいます。少し偉くなった気分です。気持ちがいいです」と快感を覚えつつ、「偉そうに、他人を見下しながら、人間の脆さと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています」と複雑なキャラクターを演じることに意気込んでいる。

 また、生田を演出する大友監督は「今回の薪という役は普通の役柄ではありません。捜査への情熱を持ちつつも、ある種の狂気や迷いなど様々な感情を孕みながら、細い糸の上を歩くような危うい精神状態を保っています」と薪がハードルの高い役柄であることをアピールしつつ、生田の役作りについて「『演じる』というよりも『役の内面をにじみ出していく』というスタンスで、キャラクターを自分なりに手繰り寄せているという手応えを感じています」と評している。

 2013年公開の『脳男』や6月6日公開の『予告犯』、11月7日公開の『グラスホッパー』などシリアスなサスペンス作品への出演が続く生田。『脳男』では激しいアクションシーンも披露しており、『るろうに剣心』シリーズのアクション描写で高い評価を受けた大友監督とタッグを組むことで、さらなる飛躍が期待できそうだ。(編集部・石井百合子)

映画『秘密 THE TOP SECRET』は、2016年公開

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