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世界一へなちょこなテディベアの必死の大冒険!チェコ映画『クーキー』8月日本公開

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クーキーは“ちょっと変な”という意味! - 映画『クーキー』日本版ビジュアル
クーキーは“ちょっと変な”という意味! - 映画『クーキー』日本版ビジュアル - (c)2010(c)Biograf Jan Sverak, Phoenix Film investments, Ceska televize a RWE.

 世界一へなちょこなテディベア・クーキーの大冒険を描いたチェコ映画『クーキー』が8月より日本公開されることが明らかになった。本国チェコで2010年5月に公開されるや初登場1位に輝き、年間でも『トイ・ストーリー3』を上回る大ヒットを記録。チェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞では4部門で受賞した話題作だ。

 クーキーは、体が弱くぜんそく持ちの男の子オンドラのテディベア。小さいころからオンドラとずっと一緒に遊んできたが、古くなり汚れがぜんそくに悪いということで、オンドラの母によってゴミと共に捨てられてしまう。町から遠く離れたゴミ捨て場でひょっこりと動き出し、泣きべそをかきながら森に逃げ込んだクーキーが、大好きなオンドラのもとへ帰るために繰り広げる大冒険を描く。

 第69回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『コーリャ愛のプラハ』のヤン・スヴェラーク監督が、本作ではチェコ伝統のマリオネットによる人形劇に挑戦。実際の森の中にロケセットを組み、予定の3倍となる100日間もの撮影を行った。クーキーのデザインを手掛けたのは、チェコを代表するゲームクリエイター集団アマニタ・デザイン。ユニークなミニチュアとVFXを使って、かわいくて、ちょっと奇妙な、心温まる物語をつづっている。(編集部・市川遥)

映画『クーキー』は8月より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
カリコレ2015(5月16日~6月26日)にて先行上映

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