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「CSI:科学捜査班」新スピンオフ、サイバー犯罪の怖さが題材に

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社会派ドラマに挑むパトリシア・アークエット
社会派ドラマに挑むパトリシア・アークエット - Valerie Macon / Getty Images

 テレビドラマ「CSI:科学捜査班」の新しいスピンオフ「CSI:サイバー(原題) / CSI: Cyber」は、視聴者にサイバー犯罪の怖さを認識させる番組になるとDeadlineなどが報じた。

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 「CSI:サイバー(原題)」は実在のサイバー心理学者メアリー・エイケンからインスピレーションを得たもので、テクノロジーの進化により、顔のない犯罪者がボタン一つで世界的規模の犯罪を犯す世の中を描いていく。主役はパトリシア・アークエット演じるサイバー犯罪課のFBI特別捜査官エイヴリー・ライアン。

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 出演者たちはテレビ批評家協会のプレスツアーで、サイバー犯罪は誰でも被害者になり得ると注意を促した。「隠れていてもだめなんです。電話にWiFi機能は本当に必要なのか、コーヒーメーカーにWiFi機能は必要なのかと問うべきです。被害に遭わないためには、なるべくローテクで暮らすことがベスト。便利だからといって何でも受け入れていますが、ハッキングされれば大きな不便に見舞われるんです」とパトリシアはコメントしている。

 共演者のチャーリー・クーンツは、サイバー犯罪は犯人の究明が困難なことを説明。「これらの犯罪に復讐や浮気などの動機はありません。90%はランダムな犯行であることが怖いんです。誰かがあなたの家の外に駐車して、WiFiに侵入してしまえば危険な状態に陥ります。何をすることもできません」と言い、犯人と被害者に接点がないため、事件解決は困難を極めると語った。「CSI:サイバー(原題)」はアメリカで3月4日から放送がスタートする。(澤田理沙)

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