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イギリス人画家ターナーの半生を巨匠マイク・リーが描く!『ターナー、光に愛を求めて』2015年初夏公開

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ターナーにふんするのはティモシー・スポール! - 映画『ターナー、光に愛を求めて』より
ターナーにふんするのはティモシー・スポール! - 映画『ターナー、光に愛を求めて』より - (c) Thin Man Films

 イギリス人画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの半生を『ヴェラ・ドレイク』(2004)などの巨匠マイク・リー監督が描いた新作『Mr. Turner』の邦題が『ターナー、光に愛を求めて』に決まり、2015年初夏に日本公開されることがわかった。パルムドール、金獅子賞をはじめ数々の賞に輝くリー監督が10年以上温めてきた本作の主演に迎えられたのは、『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役などで知られる個性派ティモシー・スポールだ。

 ターナーは、「戦艦テメレール」などの代表作や、モネら後進の印象派の画家たちに大きな影響を与えたことで知られる風景画の巨匠。本作で映し出されるのは、自由気ままでインスピレーションを求めていつも旅をしていたターナーが、その独特な作風を評論家に笑われ傷ついたり、助手を務めていた父親の突然の死に強いショックを受けたりする姿。愛と光を追い求めた天才画家の知られざる人生をひもとく感動作となっている。

ターナー、光に愛を求めて
戦艦テメレール

 脚本を用意せずに即興で演じさせるという演出方法を取り、俳優たちに多くの演技賞をもたらしてきたリー監督。『人生は、時々晴れ』(2002)以来のタッグとなったティモシーには、すでに今年のカンヌ国際映画祭男優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞男優賞などをもたらしている。(編集部・市川遥)

映画『ターナー、光に愛を求めて』は2015年初夏、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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