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“靖国”をめぐるドキュメンタリー映画が公開へ 『天皇ごっこ』監督の集大成的作品

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映画『靖国・地霊・天皇』ビジュアル
映画『靖国・地霊・天皇』ビジュアル - (C)国立工房2014

 靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画『靖国・地霊・天皇』が、7月にポレポレ東中野にて公開される。監督を務めるのは、2011年の『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』で話題を呼んだ大浦信行

映画『靖国・地霊・天皇』特報

 大浦監督は、美術家・映画監督として40年以上のキャリアを持つ作家。本作では、そんな大浦監督が「死者との対話」をテーマに、246万人の死者が眠るといわれている“靖国”に迫ったドキュメンタリー作品だ。

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 靖国神社は21世紀を迎えた現在も「歴史認識」「A級戦犯合祀」「政教分離」「首相参拝」の争点において、多くの意見が激しく対立している。本作では「合祀撤廃」「政教分離」を訴えた「ノー!ハプサ(NO!合祀)訴訟」で弁護人を務める大口昭彦氏、そして右派陣営の代理人弁護士として歴史認識問題や靖国問題、政治思想をめぐる事件を数多く手がける徳永信一氏が、それぞれの思いを熱く語る姿を通して、イデオロギーを越えた“靖国”の新たな姿を切り取った。まさに、大浦の表現者としての集大成ともいえる作品になっている。(編集部・福田麗)

映画『靖国・地霊・天皇』は7月、ポレポレ東中野にて公開

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