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赤木春恵、世界最高齢での映画初主演女優に!88歳175日でギネス世界記録

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「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネス世界記録TMに認定された赤木春恵
「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネス世界記録TMに認定された赤木春恵 - (c)2013「ペコロスの母に会いに行く」製作委員会

 現在公開中の映画『ペコロスの母に会いに行く』で主演を務めた女優の赤木春恵(89)が、「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネス世界記録TMに認定された。初主演女優として映画撮影を行った初日(2012年9月5日)が基準とされ、記録は88歳175日。赤木は「こんなに幸せなことはありません。でも、ちょっと照れくさいです」と喜びのコメントを寄せている。

映画『ペコロスの母に会いに行く』フォトギャラリー

 本作は、グループホームで暮らす89歳の認知症の母親とのおかしくも切ない日常を描いた岡野雄一の同名エッセイ漫画の映画化作品。認知症の母親にふんした赤木は、息子(岩松了)を忘れて戸惑ったり、思い出の場所で幸せな時間に戻っていったりと、笑いを誘うシーンからシリアスなシーンまで演じ切り、映画主演の大役を見事に果たしている。

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 「やっぱり長生きはしてみるものです。ありがとうございました」と感謝した赤木は、今後について「自分の身の丈にあったお仕事で、自分に合うものがあれば、その都度熟慮して取り組んでみたいと思っています」とコメント。自身の初主演映画を「ユーモラスで、切なくホロリとするところもありますので、介護でお悩みの方にとっても、心の持ち方が少しでも変われば、と思います。ぜひ多くの方にご覧になっていただきたいと、心からお願い申し上げます」とアピールしている。

 映画『ペコロスの母に会いに行く』でメガホンを取ったのは、『男はつらいよ フーテンの寅』などの森崎東監督。脇を固めるのは、加瀬亮竹中直人原田貴和子原田知世宇崎竜童といった豪華キャスト陣だ。(編集部・市川遥)

映画『ペコロスの母に会いに行く』は公開中

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