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オスカー女優マリオン・コティヤール、捕獲されたシャチとの共演に戸惑い

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不安を明かしたマリオン・コティヤール
不安を明かしたマリオン・コティヤール - 写真:金井堯子

 両脚を失ったシャチの調教師ステファニーと、大人になりきれないシングル・ファーザー、アリの出会いと心の交流を描いた珠玉の感動作『君と歩く世界』について、主演を務めた人気女優マリオン・コティヤールが語った。

映画『君と歩く世界』フォトギャラリー

 事故に遭い、両脚を失うステファニーを演じたコティヤールだが、劇中、失われた両脚の膝下はCGで処理されている。「特殊効果のスタッフたちがとても才能あふれる、しかも謙虚で控えめな人たちで、わたしたちキャストも監督のジャック(・オーディアール)も、特殊効果を使って撮影しているんだという意識を忘れさせてくれるほどだった」と現場では全てがシンプルにいくようオーガナイズされていたという。

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 シャチとの共演シーンも本作の見どころの一つだが、「実は、撮影前に一番不安に感じていたのは、シャチとの共演だったの」と意外な事実を告白。「捕獲された動物は受け入れ難いものがあって……。出演を決めたからにはどんな条件も受け入れなければと思い演じたわ。でも、大きな動物が小さなプールの中で生きているという事実は、うれしいことではないの」。そんな思いをみじんも感じさせない、彼女のプロフェッショナルな姿を本作では目撃できる。

 『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でオスカーを受賞後、クリストファー・ノーランウディ・アレンスティーヴン・ソダーバーグといったそうそうたる監督たちの作品に出演したマリオン。フランスとハリウッドの映画の違いをどう感じたのだろう? 「いろんな監督と仕事をしてきたけど、それぞれ異なるスタイルを持っているから、女優としてモチベーションも上がるし、毎回新しい経験ができるという思いで撮影に臨めるのよ」。(取材・文:小林真里)

映画『君と歩く世界』は4月6日より全国公開

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