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元メジャーリーガーで通算本塁打755本の記録を持つハンク・アーロンの伝記映画が始動!

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選手として隆盛を極めていた頃のハンク・アーロン
選手として隆盛を極めていた頃のハンク・アーロン - Tony Tomsic / Getty Images

 アメリカのメジャーリーグで本塁打755本という伝説的な記録を打ち立てたハンク・アーロンの伝記映画が制作されることがIndiewire.comによって明らかになった。

バリー・レヴィンソン監督映画『ナチュラル』写真ギャラリー

 これは、映画『バグジー』や『レインマン』などでおなじみのバリー・レヴィンソン監督がメガホンを取る予定の作品で、作家ハワード・ブライアントが執筆した伝記「ザ・ラスト・ヒーロー:ザ・ライフ・ストーリー・オブ・ヘンリー・アーロン(原題)/ The Last Hero : The Life Story of Henry Aaron」をもとに、映画『アメリカを売った男』のアダム・メイザーが脚色することになっている。そして、そのストーリーは、ハンク・アーロンがベーブ・ルースのホームラン記録を追いかけた1972年~74年を中心に描かれているそうだ。

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 現在78歳のハンク・アーロンは、最初はニグロ・リーグで活躍した選手だったが、1952年にボストン・ブレーブス(現アトランタ・ブレーブス)と契約する。チームがミルウォーキー移転したことで、ミルウォーキー・ブレーブスとなり、その後再び同チームがアトランタに移転し、このアトランタ・ブレーブス時代にベーブ・ルースの本塁打記録を塗り替えている。ちなみに、ハンク・アーロンが記録した755本の本塁打は、2007年にバリー・ボンズが破るまで、33年間もその記録は守られていた。

 バリー・レヴィンソン監督は、ロバート・レッドフォードの映画『ナチュラル』で野球映画を制作したことがあるため、期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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