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見たことのない水野美紀、解禁!体当たり演技に挑む『恋の罪』ポスター公開

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女性の二面性が表現された『恋の罪』ポスター
女性の二面性が表現された『恋の罪』ポスター - (C)「恋の罪」製作委員会

 鬼才・園子温監督が実際の事件を基に描く映画『恋の罪』のポスターが解禁され、体当たり演技に挑んでいる水野美紀をはじめとした女優陣の意味深な表情が明らかになった。

 本作は、1990年代に渋谷のラブホテル街で起こった実在の殺人事件にインスパイアされ、日本を代表する鬼才・園子温監督が脚本・監督を手掛けた作品。もともと園監督のファンだったという女優の水野美紀が女刑事・和子にふんし、仕事と幸せな家庭を持つにもかかわらず、愛人との関係を断てない女性の渇きを大胆かつリアルな演技で演じ切り、新境地を開拓した。また、冨樫真が演じる大学のエリート助教授で夜は手当たり次第男に体を売る・美津子と、神楽坂恵がふんする人気小説家の夫に献身的だが、退屈な日常に身を持て余す主婦・いずみ。三者三様の女の表と裏、そして生きざまがSEXや狂気、生と死、家族を通して壮絶に描き出される。

 そんな本作を象徴するポスターが完成し、このたび公開された。水野の顔には縦に1本線が入り、役柄同様、女性の二面性が強調されている。そのほか、神楽坂や冨樫も内に秘めた感情が表れたふくみのある表情。「ようこそ、愛の地獄へ」という言葉がより一層意味深な雰囲気を漂わせている。過激な映像描写で観る者を驚がくさせる園監督だが、本作でもその手腕は健在。3人の女優が全身全霊をかけて“園ワールド”を体現してみせた。

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 『恋の罪』は、21世紀直前に渋谷区円山町で起きた殺人事件をきっかけに、3人の女性が絡み合う禁断の世界を鮮烈な映像で映し出す物語。フルヌードにも果敢に挑んだ水野&冨樫&神楽坂の女優生命を懸けた演技から繰り出される壮絶なドラマに目が離せない。(編集部・小松芙未)

映画『恋の罪』は11月テアトル新宿ほか全国公開

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