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X-MENで若きマグニートー役の俳優マイケル・ファスベンダー、役作りのための過酷な減量法を明かす

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マイケル・ファスベンダー
マイケル・ファスベンダー

 若きマグニートー役で出演した映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の公開が待たれる俳優マイケル・ファスベンダーが、過去の出演作で行ったという過酷な減量方法を明かした。短期間で実施したために、周囲からは“がんなのではないか?”と思われたことがあったという。

マイケル・ファスベンダー出演映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』写真ギャラリー

 ドイツ生まれ、アイルランド育ちのマイケル。映画『イングロリアス・バスターズ』で注目された彼が、スティーヴ・マックイーン監督がメガホンをとった映画『ハンガー(原題) / Hunger』では、監獄でのハンガー・ストライキで27歳という若さで亡くなったIRAのボビー・サンズという実在した人物を演じた。そのためにマイケルは、1日に約600キロカロリーしか摂取しない食生活を10週間、つまり撮影が終わるまで続けたというのだ。なお、FDA(アメリカ合衆国食品医薬品局)のサイトでは、白人男性がダイエットする場合、1日2,000キロカロリーが目安だとしていることからも、いかに過酷だったかがうかがえる。

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 マイケルの減量は医師のサポートを受けて行っていた。主治医によると、「マイケルには撮影終了後の健診で明かしたのだけど、撮影後半ごろの健診で、わたしのアシスタントがマイケルの姿を見て『先生、あの方は本当に病気(=がん)なのですね』と言ってきたのだよ。だいたい人間というのは、そうゆう事柄は直接当人に言わないものだからね」と今では笑い話となっているのだが、それほど徹底した役作りを行っていた。

 ちなみに当のマイケルは、周囲の心配をよそに自らの姿を鏡で観察し「いいぞ! 骨が浮き出てきた」などと思っていたそうだ。とはいえ、過激な減量のせいで「性的な衝動も失せてしまった」のだとか。俳優の役作り、恐るべし!(Bang Media International)

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