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日本アニメ映画史上初!劇場版「ポケットモンスター」2作品を別のスクリーンで同日公開!どっちを観るか迷う?

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「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」ポスター(左)、「ビクティニと白き英雄 レシラム」ポスター(右)
「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」ポスター(左)、「ビクティニと白き英雄 レシラム」ポスター(右) - (C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C) Pokemon(C) 2011 ピカチュウプロジェクト

 毎年恒例の夏休み映画として大ヒットを記録する『劇場版ポケットモンスター』で、「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」の2作品が、同日公開されることが決定した。劇場版アニメでは、2本立てでの2作品同時公開はよくあるものの、2作品同日公開は日本アニメ映画史上初。1996年、ゲームボーイ用のソフトとして、赤と緑の2色で発売され、その伝説のスタートを切った「ポケットモンスター」。当時、多くの子どもたちに赤と緑のどちらを買うかの選択を迫った「ポケットモンスター」が、今度は映画で、白と黒のどちらを観るかの選択を迫る。もちろん、赤と緑の両方を手に入れた子どもたちも多かったように、両方観るのもありだ。

 今回、それぞれの映画で主役となるポケモンは、どちらも伝説と呼ばれるポケモン「ゼクロム」と「レシラム」。ゼクロムは、「理想」を追求する心が強い人間を認めたとき、レシラムは、「真実」を追求する心が強い人間を認めたとき、初めてその姿を現すというポケモンだ。今回の2作品同日公開は、この2体のポケモン、それぞれの魅力を最大限に生かすために決定した。これまで、「ピカチュウ・ザ・ムービー」シリーズ14作品に、さまざまな役柄で必ず出演してきた山寺宏一は、「これまでもいろんなサプライズを仕掛けてきた『ポケモン映画』ですが、2作品同日公開とは、ぶったまげました! きっと感動も2倍、いやそれ以上ゲットだぜ!」と主人公のサトシ顔負けの元気なコメントを送っている。

 「ベストウイッシュ」シリーズ第1弾となる同2作品では、かつて栄えた“大地の民”が住み、大地の剣との別名を持つ美しい城のある街、アイントオークで開かれる収穫祭のバトルに、サトシとピカチュウが参戦。そこで不思議なポケモン、ビクティニに出会うところから始まるストーリー。前作の『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』では、中川翔子、加藤夏希、塚本高史、陣内孝則が出演するなど、毎回ゲスト声優も楽しみな『劇場版ポケットモンスター』シリーズだが、山寺は、2作品同日公開ということで、「もしかして僕は2役やらせてもらえるのかな? なんてね」と声優出演の意気込みばっちり。今後ゲスト声優の発表も楽しみだが、これまで赤と緑、金と銀、ルビーとサファイア、ダイヤモンドとパール、そしてブラックとホワイトのゲームソフト2作品を同日発売してきた「ポケットモンスター」の新たな“2作品同日発売”に、観客がどのような選択をするのか注目だ。

『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム』は7月16日2作品同日公開

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