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森山未來、佐藤江梨子、阪神・淡路大震災を実際に体験した二人が鳥肌ものの演技!『その街のこども』予告編初公開!

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『その街のこども』より、佐藤江梨子と森山未來
『その街のこども』より、佐藤江梨子と森山未來

 実際に阪神・淡路大震災を実際に体験した森山未來佐藤江梨子が主演の映画『その街のこども 劇場版』の予告偏が初公開された。二人の切なくてリアルな演技に目がくぎ付けになる。

映画『その街のこども 劇場版』初公開予告編

 この企画は阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKで放送されたドラマ「その街のこども」に実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子が出演し、その内容が大きな反響を呼んだことが事の発端。二人のリアルで切ない演技はもちろん、心の傷を抱えたまま生きる若者たちを優しい眼差しで描いた脚本が(『ジョゼと虎と魚たち』の脚本手がけた渡辺あや)大きな話題を呼び、放送後には視聴者から感動と絶賛の声が多数寄せられたそうだ。

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 その後本作は第36回放送文化基金賞を受賞。さらに反響は拡がり続け、ついに『その街のこども 劇場版』として、NHKの制作したドラマとしては前代未聞の全国公開が決定した。映画『その街のこども 劇場版』は放送時にはカットせざるを得なかった未公開シーンを含む、再編集バージョンでの上映となる。

 森山は神戸市生まれで、小学4年生のとき東灘区の自宅で震災を体験している。一方の佐藤も小学1年生から神戸市で育ち、中学1年生のとき東灘区で震災を体験している。

 このたび初公開された予告編は、そんな二人の演技に見ているだけで胸が締め付けられそうになる。神戸で偶然出会った二人の男女(森山と佐藤)の言葉の掛け合いは、アドリブなのか脚本のセリフなのか見分けがつかないほどそれぞれの気持ちが込められた言霊となって発せられている。震災15年目の5時46分、神戸市の東遊園地での追悼の集いに二人が込めた思いとは果たしてどんなものだったのか。

 ロケ地の多くは実際に大きな被害を受けた地域で行われ撮影には遺族を含め神戸の方々も参加。一方、非被災者である多くのスタッフたちが、この作品を生み出す過程で悩み、苦しんだのも事実らしい。さまざまな傷を抱えた被災者と、非被災者の間に存在する「溝」を見つめ、それを乗り越えることの難しさと大切さを伝える『その街のこども 劇場版』は、今を生きるすべての「こどもたち」が決して忘れてはならない未来への希望を描く。

映画『その街のこども 劇場版』は2010年11月20日 シネ・リーブル神戸、シネ・リーブル梅田ほか先行公開、2011年1月15日 東京都写真美術館ホール、池袋シネマ・ロサほか全国公開

映画『その街のこども 劇場版』予告偏 » 動画の詳細
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