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真中瞳改め東風万智子、「役者・演出家としてもすてきな方ですね」と宅間孝行をベタ褒め!

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東風万智子
東風万智子

 7日、新宿のシアターサンモールで、劇団・東京セレソンデラックス主宰の宅間孝行金田明夫加藤貴子、(真中瞳改め)東風万智子、石井愃一藤吉久美子が登場し、10周年記念舞台「くちづけ」のリハーサルを公開した。

 サタケミキオ名義で、「花より男子」や「歌姫」といった話題のドラマの脚本を執筆してきた宅間。役者としても活躍する彼が主宰する演劇集団が「東京セレソンデラックス」だ。「涙と笑いのウィルメイドプレイ」を合言葉に、「流れ星」「歌姫」「夕」など、心を揺さぶるような芝居を次々と発表。涙で劇場を後にする人が絶えず、口コミによって来場者を増やしてきた。劇団10周年という記念すべき年に製作された3年ぶりの新作が「くちづけ」である。知的障害を持つ男女の淡い恋心をベースに、彼らを介護する人たちの現実にも真摯(しんし)に向き合った、優しさと切なさに彩られたドラマである。「花より男子」シリーズで、視聴者の涙を絞りとった宅間だけに、今回の舞台も号泣必至である。

 また加藤は「花より男子」シリーズの和菓子屋のおかみさん役や、昼ドラ「温泉へ行こう」シリーズなどでブレイクした実力派女優。この舞台でも、純真で天真爛漫(らんまん)な役柄を熱演。報道陣の取材に応じた加藤は「演出の宅間さんは台本はガイドだからとおっしゃるんです。舞台上で、どんどんせりふを変えていいから、その人物を生きてくれと言われました。毎日、人物が変化していくのがよくわかるんです。そういう舞台げいこは初めてで、勉強になりました」と手応えを感じているようだった。

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 さらに、東風にとってもセレソンは初参加。宅間について聞かれると、「厳しい方だと聞いていましたが、とても愛情にあふれていて優しい方です。いい作品を作りたいがゆえの厳しさなので、いい刺激をいただきながら、けいこをしていました。役者としても演出家としても、すてきな方ですね」と絶賛した。

 本舞台は、宅間が偶然みかけた新聞記事を基に作り上げた優しくも切ない物語。観終わった後に涙と感動に包まれるような温かいセレソンワールドは今回も健在だ。

舞台「くちづけ」は新宿のシアターサンモールで7月7日から8月1日まで上演。その後、大阪、札幌、名古屋で巡演予定

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