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日本唯一!子どもたちの国際映画祭が開幕!実行委員長、アンパンマンの声優戸田恵子が感動を約束!

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実行委員長就任に決意を新たにする戸田恵子
実行委員長就任に決意を新たにする戸田恵子

 今年で18回を数える日本唯一の子どもたちの国際映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」の映画祭実行委員長を務めることになった、女優でアンパンマンの声優でも有名な戸田恵子が、並み居る強豪アニメーションたちに負けないパワフルな映画祭にすると決意を新たにした。

戸田恵子出演映画『洋菓子店コアンドル』場面写真

 同映画祭は、世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭の協力を得て1992年にスタートした映画祭。世界各国の知られざる良質なアニメーションを多数上映するほか、海外ゲストを招いてのワークショップや、戸田をはじめとした有名な声優たちがライブで吹き替え上映を行なうなど、ユニークなプログラムが満載だ。戸田は一昨年から実行委員としてプログラム監修に携わり、今年は実行委員長に就任した。「肩書きは何でもいいんです(笑)。最初にこの映画祭と出会ったとき、さまざまなジャンルの映画に触れてびっくりしました。世界中から集まるクオリティーの高いフィルムを子どもたちにもっと見せたいと思い、せっかくこの仕事をしているなら還元したいと以前から考えていたので、自分の職業を有効利用しようと思いました」と経緯を明かす。

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 戸田の言うように、日本で1970年代に大ヒットしたテレビアニメ「小さなバイキング ビッケ」を完全実写リメイクしたドイツ映画など、同映画祭ならではの注目作が並ぶ。「日本にはすでに素晴らしい映画やアニメーションがたくさんありますが、この映画祭には一本集中型の超大作にはないタッチの作品や、生きること、死ぬこと、戦争のことなど、なかなか描きにくいテーマの作品がたくさんあります」とラインナップに自信を見せる。「数分間で終わってしまう映画もあれば、あまりにも動きが遅くて、まったく動かない紙芝居のようなアニメーションもあります(笑)。でも、その分想像が膨らみ、アニメーションの様式は一つじゃないということがよくわかります。いろいろな国の文化が見えて面白いんです」と異文化が交差するフェステバルの醍醐味(だいごみ)を語る。

 18回目を迎え、「ビッグイベントにしようと皆で燃えています。18回も開催していて、世界にはこんなにたくさんの素晴らしい映画があるということをもっとたくさんの人に知ってほしい。夏が来た!『キンダー・フィルム・フェスティバル』に今年も行かなくちゃ! という風潮にしたいんです」と実行委員長として決意を新たにする戸田。体験型プログラムが多く、家族で訪れるイベントとして最適だ。楽しみ、学べる映画祭で夏の思い出を作ってみては?

「キンダー・フィルム・フェスティバル」は8月10日青山劇場、19日から22日調布市文化会館たづくりにて開催

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