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熱い男の友情で結ばれた岸谷五朗と寺脇康文、おのろけ連発!?

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熱い、熱い男の友情なんです。(写真左から、寺脇康文、岸谷五朗、上野樹里)
熱い、熱い男の友情なんです。(写真左から、寺脇康文、岸谷五朗、上野樹里)

 12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『キラー・ヴァージンロード』の初日舞台あいさつが行われ、岸谷五朗監督、出演者の上野樹里木村佳乃寺脇康文小出恵介、そして日本全国47都道府県を旅して、本作の宣伝活動を敢行したタレントの福田彩乃が登壇した。

映画『キラー・ヴァージンロード』写真ギャラリー

 劇団SET出身の岸谷と寺脇は、20数年来の気心知れた仲。そんな縁もあって、寺脇は劇中では上野に想いを寄せる怪しく気味の悪い大家の役を怪演していたわけだが、そんな寺脇についてコメントを求められた岸谷は、「彼は『相棒』で間違った方向に行ったので、本当の寺脇康文の力を見せてやろうと思いました」と先制パンチ。「あれが本当のおれなのかよ!」と寺脇が返すと、「本気の寺脇康文のすごさを表せるのは、おれしかいない」とキッパリ。そんなコメントを受けてついつい「(岸谷)五朗の映画でなければやってないんですけどね」とのろけて(?)みせた、そんな二人の友情に司会者が「愛ですね」と茶々を入れると、「愛というか、暴力ですね。出ないと殴られるんで」と照れくさそうに答える寺脇だった。

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 さらにイベント内では、岸谷監督をねぎらうために上野と木村が「キラー・ヴァージン・ローズ」と命名したバラの花束を贈呈するひと幕があった。天真爛漫(らんまん)な声で「おつかれーさまーでしたー!」と花束を渡した上野は、握手をするや監督の手をとってクルクルと2周ほどまわり、一緒にダンス(?)を始めた。突然の上野の暴走に「ハイジじゃないんだからさ」と驚いていた岸谷監督だったが、そんな監督の乱れた髪を「みすぼらしい感じがしてね」と言いながら、かいがいしく直してやる寺脇。結婚をテーマにした映画だけに、愛があふれる(?)二人のやり取りに、会場内は微笑ましい笑いに包まれていた。

 俳優の岸谷五朗の初監督作になる本作、「結婚したい女=上野樹里」と「死にたい女=木村佳乃」が偶然に出会い、奇妙な逃亡劇を繰り広げる予測不可能な展開が魅力のハイテンションムービーだ。

映画『キラー・ヴァージンロード』は全国東宝系にて公開中

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