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ガンに冒された父親役の奥田瑛二、ガンで父親より早く逝くかもと心配する息子役EXILEのAKIRAを絶賛!

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「事実に恥じないように、全力で演じました」-AKIRA(EXILE)、奥田瑛二
「事実に恥じないように、全力で演じました」-AKIRA(EXILE)、奥田瑛二

 19日、九段会館にて、映画『ちゃんと伝える』完成披露試写会が行われ、主演のAKIRAEXILE)、奥田瑛二高橋惠子、そして園子温監督が登壇した。

映画『ちゃんと伝える』

 過去に映画出演の経験はあるものの、今作でついに初主演を果たしたEXILEのAKIRA。彼が監督に続いて檀上に登場すると、ほとんど女性客で埋まっていた会場は一気に黄色い大歓声に包まれた。脚本を読んで「バケツ一杯分泣いた」というAKIRAは、作品について「今回は『ガン』というものがテーマ。実際身近に起きうる問題だし、このつらい出来事を経験されているご家族がいっぱいいる。その事実に恥じないように、全力で演じました」と男気あふれる様子で語り、観客から拍手を浴びていた。

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 一方、息子を演じたAKIRAについて奥田は「八頭身の素晴らしい肉体を持った男(笑)。親子として空気感を一体にすることが出来た。パフォーマーと俳優、両方出来る才能を持っている。映画俳優が一人、誕生したと思っています。」と絶賛。そんな風に大先輩から言われてうれしそうなAKIRAだったが、最後のフォトセッション時、突然奥田がちゃめっ気を出して「AKIRAが踊ります!」と言いだしてびっくりした表情に。さすがに役者として参加したこの日は無茶ぶりには応じられず、苦笑いを浮かべていた。

 映画『ちゃんと伝える』は、各国の映画祭で様々な賞を受賞してきた園子温監督が、亡き父への思いを込めて作り上げたヒューマンドラマ。病床にある父親(奥田瑛二)を見舞い続けていたサラリーマン(AKIRA)が、自らも病に侵され父親より余命が短いことを知り、残りの人生をどうするか葛藤する姿を描く。

映画『ちゃんと伝える』は8月22日よりシネカノン有楽町1丁目ほかにて全国公開

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