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第32回日本アカデミー賞、松山ケンイチと松雪泰子がW受賞でDMCが快挙!

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映画『デトロイト・メタル・シティ』
映画『デトロイト・メタル・シティ』 - (C) 2008「デトロイト・メタル・シティ」製作委員会

 18日、第32回日本アカデミー賞の優秀賞の発表が行われ、青春爆笑コメディー映画『デトロイト・メタル・シティ』の主演、松山ケンイチが優秀主演男優賞を受賞したほか、同映画に出演している松雪泰子が優秀助演女優賞を受賞するという快挙を成し遂げた。来年2月20日にグランドプリンスホテル新高輪にて発表される最優秀のW受賞が期待されている。

映画『デトロイト・メタル・シティ』

 『デトロイト・メタル・シティ』は今年の夏、日本で公開され興収23億円超の大ヒットを記録中だが、日本にとどまらず、香港でも2008年の日本映画興収ナンバーワンの大ヒットを記録した。香港でハロウィンの10月30日に公開された『デトロイト・メタル・シティ』は18館規模で公開を開始し、4日目より21館に拡大すると、さらに勢いを増して興収は伸び、映画『L change the WorLd』(こちらも松山ケンイチ主演)を抜き、堂々の香港2008年の日本映画興収ナンバーワンに輝いた。しかし、『デトロイト・メタル・シティ』旋風はアジアだけでなくイギリス、フランス、ドイツ、さらにはアメリカやオーストラリアからも上映、リメイクのオファーが殺到している。

 主演の松山ケンイチは悪魔系デスメタルバンドのカリスマ・クラウザーII世と、オシャレなポップスが大好きな純情青年・根岸崇一という2つの人格を見事に演じ分けその演技力を見せ付けた。優秀助演女優賞を獲得した松雪も振り切れた演技で新境地を開いている。

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