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サン・セバスチャン国際映画祭、『歩いても 歩いても』脚本家協会賞を受賞!

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 「第56回サン・セバスチャン国際映画祭」コンペティション部門の受賞結果が現地時間27日、米監督ジョナサン・デミ審査委員長から発表された。

 地元紙「エル・ダイアリオ・バスコ」を始めとする批評家の下馬評では、是枝裕和監督『歩いても 歩いても』が最高賞「金の貝賞」の最有力と見られていたが、受賞とならず。その他、オダギリジョー主演『悲夢』や菊地凛子出演の米映画『ブラザーズ・ブルーム』も受賞を逃した。

 一方で賞に絡んだ作品の中はいずれも、批評家から辛口の採点を受けていた作品だったため、デミ監督が賞を発表するたびにブーイングが起こるという後味の悪い結果となった。

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 なお、『歩いても 歩いても』は、映画祭の協賛団体である「2008スペイン脚本家協会賞」を受賞した。 受賞結果は以下の通り。

【金の貝賞(優秀作品賞)】
『パンドラズ・ボックス』(トルコ・フランス・ドイツ・ベルギー合作)
 イエスィム・ウスタオウル監督

【特別審査員賞】
『トゥ・レグド・ホース』(イラン・フランス合作)
サミラ・マフマルバフ監督

【銀の貝賞(優秀監督賞)】
『ジェノヴァ』(英国)
マイケル・ウィンターボトム監督

【銀の貝賞(優秀男優賞)】
オスカー・マルティネス
『エル・ニド・バッチョ』(アルゼンチン・スペイン・フランス合作)

【銀の貝賞 (優秀女優賞)】
メリッサ・レオ 『フローズン・リバー』(米国)

ツィラ・シェルトン『バンドラズ・ボックス』(トルコ・フランス・ドイツ・ベルギー合作)

【審査員賞(優秀撮影賞)】
ヒューゴ・コレース『エル・ニド・バッチョ』(アルゼンチン・スペイン・フランス)

【審査員賞(優秀脚本賞)】
ベノワ・デルピーヌ&ギュスターブ・ケルヴェルヌ『ルイーズ-ミシェル』(フランス)

【新人監督賞】
カオ・バオピン監督『イクエイション・オブ・ラブ・アンド・デス』(中国・香港)

【観客賞】
『バーン・アフター・リーディング』(米国)
コーエン兄弟

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